食べ歩記

長岡市B級グルメ洋風カツ丼 レストランナカタ

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先日の食べ歩きで、ふと口にした新潟B級グルメの「タレかつ丼」
「そういえば、ずっと課題になったままの長岡B級グルメがあったんだ!」と思い出し、9年?、いや、10年越しで、ようやくそのお店に伺うこととなりました。
店前アーケード
目的のお店は、JR長岡駅から徒歩10分余りの場所にあります。

あとで知ると、お店には提携駐車場のようなものがあるようです。それを全く知らぬ初心者は、店向かいにある有料駐車場に停めて行こうと考えるわけですが。。。伺った時間、店前有料駐車場はすでに満車の状態で、さらに少し離れた場所にある別の有料駐車場に停めて向かいました。
総合会食ビル前
アーケード街の手前にも、同じように洋食を提供するお店があるのですが。。。そこを通り過ぎて数軒先。

ここに根付いてすでに40年以上。
今も昔も地元の人々に愛される老舗洋食店 レストラン ナカタ
レストランナカタ 入口
今ではすっかり「長岡B級グルメの店」として有名になってしまったナカタさんですが、少なくても10年ほど前までは、カレーで有名な洋食店であったようです。

お店へ入らずして、まずはその様子が伺えます。
レストランナカタ
カレーは辛さが1倍~50倍まで選べるようで、ビルの2階にあるお店へ到着するまでの階段壁にはびっしりと、50倍カレー達成者の記念写真が貼り出されていました。それでも、貼り出されているのは極一部なのでしょう。成功者はすでに1万人を超えるとか。。。長岡市民は辛いもの好き!?

11時40分初入店。(開店10分後)すでに店内7割ほどの席が埋まっていて、空いていたテーブル席へと座りました。
レストランナカタ内観

昭和漂うレトロな店内。テイクアウト用のメニューもあるようです。
レストランナカタ内観

レストランナカタ テーブル

お店は混んでいるようでいて、予め仕込まれている料理の提供はスムーズでした。
10分ほどで供される、看板メニュー ポークカレー(750円)
レストランナカタ ポークカレー3倍
最近すっかりカレーにハマっている末っ子が頼んでいました。
「5倍…」と言いかけたところ、ちょっと辛い3倍に留まっての注文でしたが、大人の階段を上り始めたJKにも、程よい辛さ加減で美味しかったようです。辛さの他にも、ポーク・チキン・キーマと3種類から選べます。

私は 洋風カツ丼コース(1,270円)
レストランナカタ コース スープ
コーンスープを飲み終えた良いタイミングで登場のメイン!

これが、
昭和初期から長岡市民に愛されるもう1つの看板メニュー「洋風カツ丼」
平皿に盛ったご飯にカツをのせ、その上に洋風ソースをかけたものが基本です。
レストランナカタ 洋風カツ丼
元々はケチャップベースのソース(右)でしたが、現在ではデミグラスソース(左)で提供するお店もあり、ナカタさんでは両方の味が楽しめるメニューも用意されていたので、私は「ハーフ&ハーフ」でいただきました。奥は旦那のケチャップベース(単品720円)

洋風カツ丼は、長岡市内で最初の洋食店となった、昭和6年(1931年)創業の「小松パーラー」が発祥です。昭和の初め、まだ長岡市民にも馴染みの無かった洋食を、より多くの人に食べて欲しいと願っての試行錯誤。肉も砂糖も貴重だった時代、安価で提供できるよう工夫を重ねた結果に生まれたのが、淡くオレンジ色に輝くケチャップ系のソースだったそうです。
レストランナカタ 洋風カツ丼
「小松パーラー」を創業した本田氏は、残念なことに平成18年(2006年)に亡くなられ、それによってお店も廃業となっています。元祖の味を受け継ぐのが、本田氏の下で修行をした経験を持つこちらのレストラン。

某ケンミン番組に「長岡洋風カツ丼」が取り上げられた際、小松パーラで実食経験もある長岡市出身の星野知子さんが出演されていて、レストランナカタで小松氏の味が伝承されていると知り、番組内での試食直後「明日死んでもいい」と涙を浮かべて感想を述べられていたのが思い出されます。
そこまで言わせてしまう長岡市民のソウルフード。まさにこの味なのですね。
レストランナカタ 洋風カツ丼
ソース。。。と思って食べると、ソースというよりも餡に近い強いトロミ加減。ケチャップや醤油、赤ワインなどを使い、濃厚な味わいに仕上がっています。ケチャップほどの酸味もなく、むしろ甘みが強いソースは何物にも形容し難く、小松パーラー時代から続く、独特な味わいがあるように感じました。

このスタイルの洋風カツ丼は、平成21年(2009年)頃に地元雑誌に取り上げられたのをきっかけに、前出の某ケンミン番組が翌年3月にOAされると、人気も一気に爆発!「元祖の味を受け継ぐ店」として、それまでの看板メニューだったカレーを押しのけ、洋風カツ丼の売り上げは一気に10倍に跳ね上がったそうです。

そして、もう一方のデミグラスソース。小松パーラーの流れを汲む洋食店ではケチャップ系ソースで提供し、大衆食堂などではデミグラス系ソースで提供される場合が多いようです。
レストランナカタ 洋風カツ丼 デミグラス
実は、酸っぱさの強いデミグラスソースは苦手なのですが、ナカタさんのデミグラスは酸味の角が無く、まろやかで甘みもあり、私好みのとても食べ易い味に仕上がっていました。

洋風カツ丼は、お洒落にフォークで食べるのが長岡市民の常識だそうです。サラダくらいはお箸で。。。と思ったら
レストランナカタ 箸袋
なんと!箸袋まで可愛くて。お店の至るところに、このポッポちゃんのイラストが散りばめられていました。

そしてコース〆のデザート。
 レストランナカタ コースデザート
いつ行っても、コースのデザートはプリンみたいです。バニラビーンズなんて入らない、卵と牛乳と砂糖だけで出来た昔懐かしいプリン。カラメルソースがほろ苦くて、このプリンだけでも満足できるのは、さすが街の洋食屋さんですね!

初めてのお店なのに、とても懐かしい雰囲気のある空間でした。こういうお店、いつまでもあり続けて欲しいものです。
ご馳走様でした。(Sunday, April 8, 2018)
レストランナカタ 入口
レストラン ナカタ
住所 長岡市坂之上町2-3-6 若満都ビル2F  地図
駐車場 提携駐車場有り(3,000円以上の食事で1時間無料)
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Comments 4

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栗千代  

プリンも美味しそう♪

朝ゴハン早い私には
今日の記事は目の毒だわ~!!

最近中辛のが食べられるようになったから
私も3倍。。イケるかな~?

とってもあたたかい雰囲気のお店ですね!!
しかし50倍を達成した人一万人て。。すごいです☆

2018/04/18 (Wed) 10:57 | EDIT | REPLY |   
そふぃあ

そふぃあ  

Re: 栗千代さんへ

〆まで美味しいコースって、ちょっとお得感ありました!
ソースの味は独特で、私の親世代は、こういう味を洋食といって育ったのだろうと想像しながらいただきました。
3倍カレー、きっと美味しくイケると思いますよ。

2018/04/19 (Thu) 06:56 | EDIT | REPLY |   

さいさん  

No title

あ、私もハーフ&ハーフがいい!
どっちも食べてみたいもん(*´ω`*)

2018/04/21 (Sat) 14:26 | EDIT | REPLY |   
そふぃあ

そふぃあ  

Re: さいさんへ

大衆食堂と洋食屋さんと、どちらの味もご当地の味です。
各店で味も違って、食べ歩きも楽しそうです。

2018/04/23 (Mon) 07:41 | EDIT | REPLY |   

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