三春滝桜2018
ド:みんな一緒に「はい、ポーズ!」

ウチの方も桜まつり開催日ではありましたが、今年は週末ごとにお天気最悪で。。。
朝から雨では祭りも屋内開催必至なので、思い切って県外脱出!
震災の年に訪れて以来、7年ぶりに福島県三春町にある滝桜を訪ねました。
もちろん、Dawn太にとっては初めての三春町、初めての滝桜です。

花は少なめ、雲多めでしたが、到着する頃には雨もすっかり上がり、三春までお花見に来て正解な日でした。
日本三大桜に数えられる三春滝桜は、大正11年(1922年)10月に、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定された、エドヒガン系ベニシダレザクラ(紅枝垂桜)の巨木です。

この、降り注ぐような姿が名の由来です。
今年はどこも桜の開花が早く、滝桜もすでに散り始め。
そんな条件も功を奏し、渋滞知らずで、今ある名木(銘木)の雄姿を楽しみました。

滝桜のある場所を中心にして、この一帯が桜公園になっています。
花の時期、観桜には入場料が必要ですが、犬同伴もOKなので有り難い場所です。

ド:いやぁ~、それほどでも。。。

待つほどもなく、木の根元まで行って参拝。

その後は人の集まる場所を避けつつ、のんびりと公園内を散策しました。

ド:なんだぁ、今日は花見なのかぁ。

ちょっと不満そうなDawn太を引き連れ、ポイント毎に記念撮影。

僅かに角度を変えただけで、樹の表情も変わってまた美しいのです。

以前来た時には無かった、菜の花とのコラボが見事でした。


この辺りからだと、幹のネジネジも垣間見えて凄いです!

グルッと真裏まで来ました。こちら側は菜の花優勢。


途中のベンチに、項垂れて休んでいる女子が一人。。。
ふと見ると、髪に落ちた花を乗せていて、思わずシャッター押しちゃってました。

高台にある染井吉野も、最後の見頃でした。

ド:「散る桜 残る桜も 散る桜 by良寛」

高台から、今度は西側斜面を下って戻ります。

見下ろす滝桜も良いですが。。。

やはり私は、見上げる滝桜がより好きです。

満開の時には、無数の小花が滝のように、上から降り注ぐように見えますよ。

千年の時を経てもなお。。。
足元にいる人間なんて、ちっぽけな存在でしかありません。

最後にもう一度、足元まで行ってお参り。

樹高は約13m、根回りは約11mもあり、間近に見るとその迫力は圧巻です!

花がある、なし。。。ではなく、この樹がここにあるだけで良い!
そんな風に思える三春滝桜。
樹の傍にいるだけで、凄いパワーを感じられます。
千年の桜の生命力とパワーが、皆様にも届きますように!
新緑の時期もおススメです。