attention admin about comments trackbacks you may also like

奈良俣ダム

2017年07月22日
ダムマニア
-
せっかくの三連休も、2~3日目は雨予報の出ていた我が家地方。
それならば!。。。と、両日、他県逃亡の旅に出るつもりでいましたが、この日の朝になり、予定していた先もあまりお天気良く無さそう。
さらに予定変更で、1日お天気の持ちそうな北関東へと向かいました。

お邪魔したのは群馬のみなかみ!
昨年の夏にも訪れていて、2つのダム巡りをしたものの、当時はダムカードの存在を知らずにもらわず仕舞い。その穴埋めのために向かったはずでしたが、なんたってダムマニアの聖地ですから、まだ他にも見学したいダムはある!
結局、昨年もらい損ねたダムカードは後回しになり、奈良俣ダムへと向かうことにしました。
blog_import_5b3cab09927da.jpeg 

県道水上片品線をダムに向かって走っていると、突如見えてくる堤体。
全国でも屈指の高さと大きさを誇るロックフィルダムです。
見上げる堤高158m。利根川水系のダムの中では最も堤高の高いダムで、現在完成しているロックフィルダムの中でも、高瀬、徳山に次いで、国内第3番目の高さを誇ります。

撮影した付近には数台駐車中で、どんなに人気のダムなのか?と思いきや、ダム下流部と木の根沢の合流地点で、川遊びを楽しむ親子連れが数組ありました。
DAM-DATA奈良俣ダム (平成3年(1991年)4月完成)
場所 群馬県利根郡みなかみ町藤原
河川 利根川水系楢俣川
形式 中央土質遮水壁型ロックフィルダム
堤高 158m  堤頂長 520m  総貯水容量 9,000万立方m
奈良俣ダムは、利根川の左支流である楢俣川(ならまたがわ)が、洞元湖に注ぐ手前に造られた、センターコア型ロックフィルダムです。利根川上流のほかのダム群とともに、「洪水調節」「河川流水の正常な機能維持」「農業用水・都市用水の利水」「発電」などを目的としています。
昭和53年(1978年)6月にダム建設着手となり、昭和57年(1982年)5月にダム起工式が行われました。昭和63年(1988年)6月 に堤体の盛立工事が完了すると、同年10月にダム試験湛水開始され、平成3年(1991年)4月よりダム管理が開始されて今日に至ります。

左岸広場より見る堤体。周辺の自然にとけ込むようにあるのが、ロックフィルの美しいところですね。

左岸天端隅より下流方向。下流には、昭和30年完成の
須田貝ダムがあります。
当初の名は「楢俣ダム」。のちに奈良俣ダムが完成し、発音が同じであることから、先発ダムの方が改名しています。

少しアップにしてみると、一番最初に車を停めて撮影した場所が良く見えます。
相変わらず何台も車が停まって、川遊びを楽しむ親子たちの姿があります。
洪水吐の先、左側に見えるのは、群馬県企業局の奈良俣発電所。
本体直下は須田貝ダムの人造湖・洞元湖と、左方向から流れ込む木の根沢との合流点。

洪水吐真上から。。。中央はローラーゲートから、両サイドは自由越流用の水路になっています。

見上げる洪水吐のローラーゲート(昭和62年10月 日立造船(株)制作)
奈良俣ダム

ダム湖(ならまた湖)は「ダム湖百選」にもなっています。(平成17年3月16日認定)

自然越流の非常用洪水吐。
ここも豪雪地だそうで、春の雪解け時には自然越流の様子が見られるそうです。

下流側ロックフィル

上流側ロックフィルとダム湖(ならまた湖)
奈良俣ダム

これも、地元調達の石なのかな⁉と思って見てみると。。。

ありました!不自然な感じで削られたような跡のある山が。。。原石山です。

原石山の右隣に見えるのが、奈良俣ダム管理事務所です。
原石山の奥には至仏山(2,228m)、尾瀬ヶ原、笠ヶ岳(2,058m)など。。。
盛夏を目前にして、少し水位が落ちているのが気になります。
この夏、関東方面が水不足にならないと良いですが。。。

表面取水設備。 利水用水がここから取り込まれ、発電所脇に設けられた下方のトンネル内の水路から流れ出る仕組みです。
本体直下には須田貝ダムの洞元湖があり、水が直に川に流れないため、一般的な取水設備のように水温を気にする必要が無く、選択取水にはなっていないそうです。

ロックの柵も良い雰囲気の天端。徒歩のみ通行できます。

堤体観測用通路(一般人は立ち入り禁止)

右岸側に設けられた▼こちらが、一般人も自由に通れる遊歩道です。

下から堤体を見上げるように散策出来ます。天端からは、谷川岳方面の山々も良く見えました。

右岸側より見る堤体ロックフィル

右岸広場にある、奈良俣ダムの標示とモニュメント
水をたたえた湖の水面に、映った雲を表したというモニュメント。
人間、水、自然の関係をコントロールする宇宙を、3つの円で構成しています。

左岸広場にあった大きなタイヤ


展示されていたタイヤは、堤体盛り立て時の材料運搬に活躍した80トンダンプトラックのものです。
大型ダンプで運んだ材料を、大型重機で踏み固めるという作業を何度も繰り返し、158m高さの堤体がかたち造られました。ダンプトラックのほか、44トンクラスのブルトーザ、10平方mクラスのローディングショベルなど、国内最大クラスの大型建設機械を多数導入し、月間盛り立て量の国内最高を記録しています。

左岸広場の様子。 右隅にちょっと見えている建物は「ヒルトップ奈良俣」(資料館)
展望ホールのほか、奥利根源流や自然コーナーもありました。何といっても眺めが良く、ダムサイトの様子だけでなく奥利根の山々がグルッと一望できる!双眼鏡も設けてあるので、それを覗いて楽しむ人も多かったです。

ダムとは関係なく、ちょっと変わった展示がこちらの▼「大利根仙人」
 blog_import_5b3cab3b608d5.jpeg
その昔、秘境の地だった藤原郷では、アワ、ヒエの作物を育て、木こりや猟師をして生計を立てていました。厳しい自然の中で生活する人々は、山の主(山神)に身を守ってもらい生活していると信じていたため、厚く信仰された山の主を形づくり、水上町藤原郷の郷土玩具としてきたそうです。

ダムカードは「奈良俣サービスセンター」にて配布されています。

奈良俣ダムカード Ver.1.0 (2007.07)

ダムカード(風)に加工できるアプリがあって、それを起動して作ったオリジナルも、良い旅の思い出になりますよ!
奈良俣ダム
独立財政法人 水資源機構 奈良俣ダムHP
http://www.water.go.jp/kanto/numata/04_naramata/naramata.html

----- Sunday, July 16, 2017 (Dawn太 2歳4ヶ月 / 生後874日)-----
関連する記事
そふぃあ
Posted by そふぃあ
最後までお読みいただきありがとうございます。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません
画像のお持ち帰りは固くお断りしております※