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【Part61】高瀬湧水の庭@黒部川扇状地湧水群

2017年03月19日
Dawn太と行く名水の旅
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行きの高速から見た「名水の町 入善」の看板が気になり、帰り道の途中、入善町の高瀬地区にある、黒部川の湧水スポット「高瀬湧水の庭」に立ち寄りました。

黒部川は、北アルプスの鷲羽岳(2,924m)に源を発し、立山連峰と白馬岳、鹿島槍ヶ岳などを連ねる後立山連峰の間を、深いV字谷を刻みながら北流する、全長85㎞にも及ぶ全国有数の急流河川で、国内の扇状地でも代表的な「黒部川扇状地」をつくりだしています。
この黒部川扇状地の末端部には、地下水が自噴する場所が至るところでみられます。
この湧水は「黒部川扇状地湧水群」と呼ばれ、昭和60年(1985年)環境庁の名水百選に認定され、さらに平成8年(1996年)には、黒部市・入善町は国交省の「水の郷百選」にも選ばれ「水の郷」としても有名なところです。

立山連峰が望める県道沿い、高瀬公民館の敷地内に、水場が整備されています。
今年1月に、駐車場の拡張と東屋の設置が完了したばかりのようです。

「名水百選」「水の郷」の認定書、並びに「黒部川扇状地湧水群」高瀬地区についての説明案内がありました。
黒部川の上流部の北アルプスは、水に含まれる不純物を吸着し、濾過する働きのある花崗岩でできています。また、北アルプスは日本有数の多雨地帯で、年間降水量は黒部川流域で31億t、下流の扇状地上で3.4億t、合わせて34.4億t余りと計算されています。このうち14億tが農業用、発電用などの利用で取水され、残りはそのまま本流を流れていきます。
黒部渓谷を一気に流下した黒部川は、透水性の良い花崗岩の砂礫層で濾過されます。水に溶けにくい硬い岩の間を流れるため、その水質はカルシウムや鉄などの成分が少なめ、日本人好みのおいしい軟水になるというわけです。さらに、広い扇状地内で地下水となってさらに浄化され、扇端部で湧水や自噴水となったものが「黒部川扇状地湧水群」ということです。

入善町の高瀬公民館横に出る湧水は、黒部川右岸の湧水地帯で代表的なものです。
県道沿いという交通の便の良さと、広めな駐車場の確保もあり、引っ切り無しに水汲みの人たちが訪れていました。

井戸は昭和36年(1961年)に掘られたもの、地下36mから自噴しています。
地下水の自噴高さは地表から3mにもなり、水温も通年でほぼ一定だそうです。
清冽で豊富な水がこんこんと湧きだし、あっという間にペットボトルいっぱいに汲めます。
マスク姿のご婦人は水汲みを中断し「あら、艶々で良い毛並みねぇ~」と、Dawn太を撫でて下さっていました。

こちらは整備し直された水場。
もともと水場は2箇所ありましたが、以前からの水場の方が人気のようです。
人の少ないこちら側から名水を頂戴し、Dawn太と一緒に飲んでみました。
高瀬湧水の庭(環境省 名水百選 / 国交省 水の郷百選 / とやまの名水)
・場所 入善町高瀬(高瀬公民館前)
・硬度 31mg/L  ・PH 7.1~7.3  ・水温 11.5℃
クセ無くまろやかで美味しい水。水飲み隊長も、せっせと口に運んでいました。
旅の締め括りに、富山でも名水が味わえて何よりでした。

----- Sunday, March 12, 2017 (Dawn太 2歳 / 生後748日)-----
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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