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がんばれ糸魚川!と...お年取りの酒ほか♪

2017年01月04日
美味しいもの
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明けましておめでとうございます
本年も どうぞよろしくお願いします

私にとっての2017年ブログ始め!
本年最初の記事は昨年末まで遡り、お年とりの酒選びの話からです。

普段、一切晩酌をしない我が家なので、毎年、お年とりの酒選びには気を使います。
奮発して好きな銘柄を購入する年もありますし、その年にご縁のあった銘柄を購入し、祝い膳と共にいただくこともあります。
今年は、ご不幸に見舞われた酒蔵の酒を求め、年末休みに入った旦那と共に、購入のために少々駆けずり回ってみました。

年末の時期に糸魚川を襲った大規模火災

みなさん、ご記憶に新しいことと思いますが、間もなくクリスマスを迎えようという12月22日の午前10時半ころに始まり、翌日の夕方16時ころまで、延々と30時間にも及んだ「糸魚川大火」
この中に慶安3年(1650年)創業という、県内最古の酒蔵 加賀の井酒造さんも含まれており、会社も酒蔵も全焼という痛ましい結果に…。

実は今回の大火災で焼けた糸魚川商店街、我が家は、糸魚川真冬の風物詩である「荒波あんこう祭り」の際にもお邪魔していて、あんこう解体ショー記事、その後の町中食べ歩き記事の中に、在りし日の大町商店街の姿が若干写し取られています。
そんなご縁もあり、当時、加賀の井さんの酒蔵前も往来したことから、少しでもお役に立てればと、加賀の井さんのお酒が販売されているのを見たことのあった道の駅「マリンドリーム能生」へと向かってみたのです。
マリンドリーム能生の酒売り場にあった義援金箱

こんな時、やはりみなさん同じことを考えるのですね!
暮れの29日の時点で、すでに加賀の井さんのお酒は完売とのこと。募金箱が設置されていたので、ほんの気持ちだけの募金をしてきました。
能生でお酒が入手できなかったので、その後は予定していなかった糸魚川駅前の「ヒスイ王国館」へと。やはりここでも加賀の井さんのお酒は完売の状態でした。

駅前まで来てしまうと、火災現場はもう目と鼻の先。ニュースの画面で見たのと同じ、変わり果てた思い出の糸魚川商店街を目の当たりにし、酒蔵の煙突だけが焼け残った加賀の井さんの様子も目に焼き付けて、糸魚川の地を後にしました。

帰る道々ネットで調べてみると、私と同じように考えた人たちは多数いらっしゃったようで、もうすでにネット販売でも店舗であっても、加賀の井さんのお酒は完売の状態だったようです。

翌日、県内の酒が一堂に揃うぽんしゅ館へ

明けて30日。改めてお年取りの酒選びのため、今度は新潟市内を訪れました。

まずは最初のお店で、Dawn太と一緒に仕込み水を飲んだことのある銘柄を購入し、その足で、県内のお酒が一堂に揃う ぽんしゅ館 新潟店 へも向かってみました。
ぽんしゅ館 新潟店

実はこちらのお店、クリスマスの時点で加賀の井さんのお酒が完売していることは情報としては知っていたのですが…
もしかしたら、ここなら飲めるかも?と思って向かった先が、ぽんしゅ館内にある「唎き酒番所93」でした。
唎き酒番所93

以前は100を超えていた県内の酒蔵ですが、新潟駅にぽんしゅ館ができた頃には名前のとおりに93蔵まで減っていたようです。(でも県内でこれだけの数ですから!)
この日出されていた酒蔵図をみると、さらに少なくなって、現在91蔵のようです。
唎き酒番所93

いつかここで利き酒してみたかったのですが、子どもの入場禁止の大人の場なので、ちび子が一緒でなかったこの日、初めてそれが実現しました!
唎き酒番所93

加賀野井さんの銘柄を発見!で、唎き酒番所93初体験

ずらっと並んだ県内全蔵のお酒たち。その中に、探していた加賀の井さんの名前もありました!
唎き酒番所93_加賀野井さんの銘柄を発見

これで何も迷うことは無い!年末の真昼間から、堂々と利き酒開始です。
唎き酒番所93

入り口のカウンターで500円支払うと、コイン5枚と交換してもらえます。渡された専用お猪口に5杯、好きな銘柄の利き酒ができます。
唎き酒番所93

まず一杯目は、加賀の井酒造㈱さんの純米酒「加賀の井」
純米酒 加賀の井

在りし日の酒蔵の井戸に湧くのは、翡翠峡よりの伏流水。糸魚川の名水を巡っていても、ちょっとクセを感じる水に出会ったりしますがこちらの酒蔵は珍しく、硬水を用いて酒造りされていたんですね。
純米吟醸に拘った酒造りをされていた加賀の井さん、美味しくて、とても有り難い1杯になりました!
どうかどうか、この老舗酒蔵が復興し、また美味しいお酒を世に送り出してくれることを、今はただただお祈り申し上げます。

がんばれ、糸魚川!
がんばれ、加賀の井酒造さん!


二杯目は、旦那がお土産に仕込み水「天下甘露泉」を買ってきてくれたご縁から、吉乃川(株)さんの「特別純米 極上吉乃川」
地元産の五百万石に拘った特別純米酒。ふくよかなお米の甘さも美味しい1杯でした。
特別純米 極上吉乃川

三杯目は、4月に糸魚川を訪れた際、偶然見つけて立ち寄った場所と同じ名前の猪又酒造㈱さんの「純米酒 月不見の池」
自田で栽培した高嶺錦という酒米を使って造られた、喉越しの良い、飲み易いお酒でした。
こちらの酒蔵の純米吟醸「奴奈姫」という銘柄、以前、糸魚川開催だったあんこう祭りの町中食べ歩きで1杯購入したことのあるお酒です。お米の旨味のしっかりしたお酒を醸し出す酒蔵ですね。
唎き酒番所93

そうそうお酒の銘柄を知っているわけでもなく、「さて、この後はどうしよう?」と悩み始め・・・。四杯目は、スタッフさんおススメのトップにあった石本酒造㈱さんの「越乃寒梅 無垢 純米大吟醸」
お米の甘さも上品で、場内に用意された塩を少し舐めてから飲むと、さらに米の甘さがふくよかに広がって美味しかったです。山田錦を使ったお酒、結構好きかも知れません…私。
唎き酒番所93

最後の1杯は、利き酒ランキングの第5位から…私は全く存じ上げなかった(失礼m(_ _)m 長女はちゃんと情報として知っていましたよ。)塩川酒造㈱さんの「COWBOY YAMAHAI 山廃純米吟醸原酒」
2016年6月に開催された「LAIWC 2016」にて、Best of Classを受賞したお酒。新たな試みで、お肉料理に合う日本酒として、海外輸出を目的として開発されたお酒のようです。
使われているのは、酒蔵敷地内の浅井戸からの中硬水。アルコール度は高めで、少し酸味が残るので、お肉の脂ともよく合いそうです。この酸味、山廃仕込みによってもたらされるようですね。

家に帰ってから、山廃仕込みについても少し勉強しました。

きゅうり片手に利き酒も乙なもの

唎き酒番所93

私も利き酒の合間にいただいてみましたが、場内には世界各国の塩がこれでもか!と用意され、利き塩までできそうなくらいに並んでいました。別途料金で、生のきゅうりが購入できるので、用意された味噌でさっぱりといただきながら利き酒を楽しむこともできます。
唎き酒番所93

利き酒として用意されているお酒や塩、味噌などは、ぽんしゅ館内で購入可能なものが殆どです。
利き酒、利き塩してから購入できて良いですよ!
唎き酒番所93

非常に奥が深い日本酒の世界。5杯の利き酒で、ちょっと楽しい大人の時間を過ごせました。

暮れの買い出しで来たはずが、空きっ腹にお猪口5杯(125㏄)ですっかり良い気分♪
ぽんしゅ館を出る時は、入口にいる酔っ払いサラリーマンと同じ感じに出来上がっていた私でした。(;^ω^)
酔っ払い人形

さて、飲んだあとの〆のラーメン(この日のお昼)は

三吉屋さん(駅南けやき通り店)の 中華そば(¥600)
三吉屋の中華そば

三吉屋さんのラーメンで育った私には、心身共に染み渡る、2016年のラーメン食べ納めになりました。
三吉屋の中華そば

ご馳走様でした。

そんなこんなで、我が家の年末年始のお酒

さて、この時ぽんしゅ館で旦那が選んできたお酒が、写真中央の佐渡の酒蔵、㈱北雪酒造の「北雪 大吟醸YK35」
  • ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014 大吟醸部門 最高金賞受賞
  • 全米日本酒鑑評会2013 大吟醸A(精米歩合40%以下) 金賞受賞
  • インターナショナル・サケ・チャレンジ2013 (大吟醸・吟醸) トロフィー受賞
…などなど、世界も認めた最高傑作が置かれているのを見つけ、旦那が嬉しそうに、「Y」は山田錦、「K」は酵母K9号、「35」は精米歩合35%の意味なのだと教えてくれました。
芳醇で華やかなこのお酒は、購入した旦那だけでなく、長女にも大好評でした。
お年取りの酒

左に写るのは、また別のお店で見つけた 代々菊酒造㈱さんの「純米吟醸 吟田川」
自家製の五百万石を用い、蔵元から車で30分ほど走った場所にある「吟田川湧水」を仕込み水としたお酒です。
このお酒を販売していたお店の商品ポップに「小さい酒蔵で、県内でも入手できるのは珍しいお酒です。」と書かれていました。
確かに、仕込み水である「吟田川湧水」は、Dawn太も名水の旅で一緒にお邪魔した場所だったので、お酒も探したことがありましたが、その時には見つけられず。この度、偶然出会えてラッキーでした。
味は全体的に軽やかで、料理の邪魔することなく、スルスルと飲めるお酒でした。
寒の入りから数えて9日目の水を「寒九の水」といい、一年のうちで一番澄んで腐り難いといわれていて、代々菊醸造さんではわざわざこの日を選び、雪深い山道を水汲みに行かれます。今年もまた間もなく、その寒い時期を迎えますね。

右側の1本は、八海山雪室に、社員食堂にとお邪魔した 八海醸造㈱さんの「大吟醸 八海山」
上記リンクの雪室見学の最後に、プラスαのオプション試飲でいただいた銘柄です。

大吟醸八海山も北雪も、私には芳醇過ぎて。これは塩や味噌を舐めながら、ただ純粋に酒の旨味だけを味わうのにふさわしいように感じ、正月2日には料理にも合いそうな、さらなる1本を購入しました。(私用!?)
写真は無いですが、「純米吟醸 八海山 しぼりたて原酒 越後で候(赤越後)」
年に1回、12月限定で発売される、八海山の純米吟醸しぼりたて原酒です。
同じ八海山でも、全く味が違います!まろやかさのあとに力強さもあり、後味はすっきりしているので、正月料理の邪魔にならず、食事をしながらお酒を楽しみたい私には、こちらのお酒の方が合っているように感じました。

おしまいに

年末年始と、この度は本当によく日本酒を飲みました。
遅ればせながら、今年は何だか日本酒にハマりそうです。

ちなみに、翌・3日の実家の年始に持参したのは、私が雪室見学した際、まだ非売品の状態で飲ませていただいた「八海山雪室 オーク樽貯蔵純米焼酎」でした。
お酒好きな実家の父、喜んでくれたかな!?
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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