attention admin about comments trackbacks you may also like

小嶋屋総本店♪

2016年12月28日
イケ麺パラダイス
-
この日のお昼は、大きな水車が目印の小嶋屋総本店さんで!
現在、県内8ヵ所に直営店を構える、創業大正11年(1922年)の老舗そば店です。
小島や総本舗
直営各店舗に置かれた水車は、ポケストップになっているケースが多い中、ひと際大きな本店のこの水車だけは、ポケストップになっていませんでした。
ちなみに。。。水車脇に見える赤黄の縞々ポールは、除雪の際に路肩などを示すための目印です。
ガードパイプに至っては、除雪の際に邪魔になるので、冬支度ですでに撤去され、脇に積まれていますね。

県内には同じように「小嶋屋」とつくそば屋さんが多く展開していますが、今回お邪魔した「小嶋屋総本店」系列のほかに、同じく十日町市内に本社を置く ㈱小嶋屋 と、長岡市内に本社を置く ㈱長岡小嶋屋 も存在します。
そのルーツは、小嶋屋総本店初代の小林重太郎氏になるわけですが。。。
前者の展開する「越後十日町小嶋屋」は、昭和30年(1955年)に十日町に出した分店であり、後者の「越後長岡小嶋屋」は、昭和40年に長岡市に出した分店がルーツとなっています。その後、前者の ㈱小嶋屋 は創業者の三男が、後者の ㈱長岡小嶋屋 は創業者の五男が独立経営し、すでに半世紀以上。。。現在では「似て非なる」、全く別の会社組織になっています。

少し前に、越後長岡小嶋屋の本店で食事をしたのを機に、布海苔そばを生み出したという、初代からの流れを今に受け継ぐ、十日町市(旧川西町)にある総本店でも是非いただいてみようと思い、この日お邪魔した次第です。

巨大な水車の脇には、越後名物「へぎそば」について書かれてた看板がありました。
小嶋屋総本店さんのへぎそばは、コシが強く喉越しの良い布海苔そばの「元祖」。
幾度も皇室献上になっている、ご自慢のそばがいただけます。
小島や総本舗

店舗入り口までの通路には「へぎそば物語」と題したディスプレイコーナーが設けられていました。
小島や総本舗
魚沼地方では古くからそばの栽培が盛んに行われてきました。しかし、小麦の栽培がされていなかった土地柄ゆえ、そばの繋ぎには、今では貴重となったオヤマボクチや自然薯が使われていました。展示物の中に織物用品が見られますが、この地域では古くから、冬場の農作業ができないシーズンを中心に、織物生産が行われてきました。
織物の緯糸を張らせるため、糊付けに用いていたのが「布海苔」です。この身近にある素材を用いて、新しい歯触りのそばを生み出したのが、小嶋屋総本店の初代・重太郎氏なのです。

この日はクリスマスイブでしたが、お蕎麦屋さんにとっては年末が書き入れ時!
店舗入り口は、すでにお正月を迎える準備万端な感じに飾られていました。
小島や総本舗
我が家が案内されたのは、フロア中央付近のテーブル席。
すだれが下げられ、向こう側のテーブル席が丸見えにならない工夫がされていました。

午後1時半の入店でしたが、まだ店内各所にお客さんの姿があり。。。
私たちの後からも何組ものお客さんが入り、やはり有名老舗店なのだと感じました。

少しトーンダウンされ、落ち着いた雰囲気のある古民家調の店内。至るところに欅材が使われ、壁は本物の土壁仕上げになっていました。(最近は、塗り壁風の壁紙が貼られているお店も少なくないです。)
そばの繋ぎと同じ「布海苔」が練り込まれているという、拘りの土壁だそうです。
我が家の席から通路向こうには、バーを思わせるようなカウンター席。
手に届く場所を含め、至るところにそば猪口がディスプレーているのも印象的でした。

席に座るとすぐ、風味の良いそば茶と一緒に、そばの薬味が届けられます。この地方では山葵が採れなかったことから、昔は辛子でそばを食べていました。今でも薬味に辛子が出されるお店に出会うと、昔ながらを守っているのだと感じます。

卓上に常時用意されているのは、左手前から 白ごま、七味、ゆず七味、藻塩。
小さなすり鉢で、擦りたてのごまをいただけるというわけですね。

昼時を外したこともあり、料理が出て来るまで10分程ととてもスムーズでした。しかも、三者三様別々に頼んだメニューでしたが、3つ同時に揃ってワゴンで運ばれて来たのも「さすが!」と驚きでした。

ちび子 鴨汁へぎそば(¥1,280+tax=¥1,382)
お子様は使うこと無かったですが、薬味として「山椒」が添えられていました。

旦那 かき揚げつけそば(¥1,280+tax=¥1,382)

温かいつけ汁に小鉢一品。 薬味には特製の「かぐらなんばん」が付きます。
コシの強い布海苔そばなので、温かい汁に入れて食べても、のびること無く美味しくいただけたそうです。(旦那談)

海老と牡蠣入りのかき揚げの贅沢で大きいこと! 手を広げたくらいはありました。

私 五彩そば(1,280+tax=¥1,382)

少し粒の見える、綺麗に切り揃えられた布海苔そば。抜群のコシとつるんとした喉越し。これが元祖の味なんですね!((美^~^味))

名前のとおり、このメニューは幾通りもの味で布海苔そばが楽しめます。
定番の醤油ツユのほかに、メニュー写真には見られなかった、白ごまの麺ツユも用意されていました。

そして、お店の人が説明して下さらなかったら分からなかったのが ▼こちら。。。

小海老のかき揚げとぜんまいの煮物の小鉢。そして、季節によって中身が変わるであろう「千切り大根とおかか」「月見とろろ」
「山菜きのこおろし」の3つは、中央にセットされた麺ツユを入れ、布海苔そばと共に楽しむという食べ方もできます。

例えば、山菜きのこおろしそば!

実はこのメニューだけへぎが2段になっていて、上段のへぎの布海苔そばで3つの味を楽しんだあと、下段のへぎで、ごまダレ風味を楽しみました。
こちらも食べ方を説明してくださり。。。
添付されてきたすり鉢の白ごまを半擦り程度にしてから、ごまダレの中に入れて食べると美味しいですよ。。。と。
猪口に用意された麺ツユは使いませんでしたが、味見してみるとかなり濃いです!
健康志向、減塩が言われる現代人の味覚には、醤油も味醂も濃くて驚きますが、これが「昔ながらの」。。。といわれれば、それも有難くて妙に納得!
これが、創業以来ずっと頑固に守られて来た味なのだと思うと、わざわざここまで食べに来た甲斐があった気がしました。

〆の蕎麦湯。
小島や総本舗
これにも美味しく飲める、こちらのお店ならではの作法があるようで、卓上のゆず七味を少し入れて飲むと、風味良くてまた美味しいですよ!と。
私はごまダレにゆず七味+蕎麦湯でいただきましたが。。。なるほど!美味しい。

使っている器の1つ1つが、お店の特注品だと思うのですが、あからさまなロゴマークなどが全く見られず。。。
すっかり空いたそば猪口の高台内に、ひっそりと店名が書かれていました。

小嶋屋総本店さんでは、食後の甘味も、おそば屋さんならではのメニューが数種類用意されていました。
そばの実アイス(¥280+tax=¥302)

少し甘めながらも「この味、県内でも食べられたんだ!」と、ちょっと感動のそばアイスでした。

そば団子(¥200+tax=206)
そばがき団子をイメージして食べたら、全く違う食感にビックリ!
そば粉を上新粉などに練り込んだ、モチモチ食感のそば団子でした。((美^~^味))

そば粉を使った甘味がどちらも美味しかったのは勿論のこと、一緒に出された緑茶がまた美味しかった!
接客も丁寧で機敏でしたし、料理の1つ1つも美味しくて、見た目の華やかさや食べる楽しさもあり、なのにお値段安くて大満足でした。

全く別の理由から敬遠していたお店でしたが、長年続く老舗。。。食べに来てみて大正解でした。
ご馳走さまでした。

----- Saturday, December 24, 2016 -----

小嶋屋総本店 (創業大正11年 / 2005年6月22日新装移転)
住所 十日町市中屋敷758-1
営業時間 11:00~21:00(20:30L.O.)
定休日 元日
駐車場 完備
関連する記事
そふぃあ
Posted by そふぃあ
最後までお読みいただきありがとうございます。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません
画像のお持ち帰りは固くお断りしております※