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天池♪

2016年05月24日
イケ麺パラダイス
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「長岡にも、“オヤマボクチ”を使った蕎麦が食べられる店があるんだって!」
そんな情報を、職場の人から伝え聞いてきた旦那。

「オヤマボクチ」とは、山菜としてはヤマゴボウとも呼ばれ、9~10月になると花を咲かせるキク科の多年草のことです。
私がこれまで出会った店としては、上越の妙高や津南町、入広瀬など、雪深い極一部の地域でのみ、伝統的つなぎとして残っていました。乾燥した葉から繊維を取り出し、つなぎとして使えるまでが非常に手間暇掛かり、その殆どが手作業であるため、今では極限られた店でしか使われず、オヤマボクチ繋ぎの蕎麦は「幻の蕎麦」とまで言われているようです。

今回お邪魔したのは、天池さん。旧越路町の中心部辺りに位置するお店です。
天池

お店到着は12時半。お客さんが良く入っている時で、店前(県道前)の駐車場は満車の状態でした。
我が家は運よく空いた場所に停められましたが、店の裏手側にも、さらに駐車場があるらしいです。

店内は8割方の客入りでしたので、待つことなく席に着けました。
店内入って右手奥に厨房、中央には横並びに配置されたテーブル席。我が家の座った窓際の小上がり4卓の他に、2間のお座敷も用意されていました。
綺麗に整頓された卓上には、天ぷら用の岩塩や、容器の中にはすりごまも用意されていました。
天池

20年ほど前に、ご店主が脱サラしてはじめられたというこちらのお店。メニューの表にも書かれている「大貝の 小国の奥の ババが打つ 歯ごたえのある ふるさとのそば」の言葉。店内ドアを入ってすぐ右手の壁に、この言葉が刻まれた木額が掲げられていました。
ご店主は旧小国町出身の人。こちらも現在は合併して長岡市になっていますが、山地の大貝で、子どもの頃に食べた思い出の蕎麦の味が、このお店(ご店主)の原点なのだと思われます。

メニューは蕎麦だけでなく、うどんやご飯ものも充実しています。
雑誌に掲載されたものでしょうか?「そば屋のかつ丼」という記事がラミネート加工され、メニューと共にテーブルにありましたので、小千谷のトンカツ専門店で揚げ方を習ったというこちらも、自慢の一品なのだと思います。

15分ほどして、我が家の料理が運ばれてきました。

ちび子の 鮭いくら丼セット(1,600円)

天池_鮭いくら丼セット

セットメニューは、お蕎麦かうどん(温or冷)が選べます。
こちらのお店、お蕎麦は手打ちと機械打ちの両方を扱っています。
セットになると、機械打ちのお蕎麦。しかも、布海苔繋ぎだけのようです。

漬物と小鉢付き。小鉢はズイキの酢の物でした。
何もここでイクラでなくても…と思うのは、親の私たちばかりで、部活を終えてきたちび子は、好きなイクラをガッツリ食べたかったようです。

私たちはもちろん!
天池手打ちもりそば(800円) 野菜天ぷら(600円)

天池_天池手打ちもりそばと野菜天ぷら

手打ち蕎麦は、中盛り+150円、大盛り+300円で変更可能です。旦那は中盛りで!

天池では、県内産の玄蕎麦を石臼挽きにて使用。その1番粉と2番粉を合わせ、そこに布海苔とオヤマボクチを繋ぎに加え、水を使わずに打った二八蕎麦。使うオヤマボクチは、栽培からのすべてを自家で行うことで、必要な量を確保し、この値段で提供できるようです。
天池_手打ちもりそば

手切りの不揃いさはありますが、モチッとした弾力と、シコシコと強いコシの蕎麦。
カツオだしの効いた、どっぷりつけて食べるタイプの麺ツユは、上品な味醂の甘さもあり、蕎麦ともよく合って、なるほど人気のお店だと納得でした。

春の山菜、舞茸、山芋、ごぼうと人参のかき揚げ、かぼちゃ、なす etc…。
天池_野菜天ぷら

舞茸の水分がすっかり抜けてちょっと残念でしたが、タラの芽でしょうか?!春らしい味もあり満足でした。
お店仕事の合間をぬって、お米や野菜などもご自分たちで育てているそうです。

さすがに午後1時を過ぎると、忙しさも一段落という感じでしたが、また新しいお客さんも入店されていました。
リーズナブルに、打ちたてのオヤマボクチ繋ぎの蕎麦が食べられる、貴重なお店発見でした。
ご馳走さまでした。

----- Saturday, May 7, 2016 -----

手打そば 天池

  • 住所 長岡市浦654-1
  • 営業時間 11:00~14:00 / 17:00~20:00
  • 定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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