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ボーダーコリー一期一会♪

2015年11月17日
Dawn太_0-2歳
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Dawn太、初めて訪れた同じ海より

せっかく海岸沿いにいるので、石地わさび農園の帰り道に立ち寄りました。
Dawn太、三度この海岸より。(初回は生後103日の頃
Dawn太_251日

日本海

波も穏やかで、海好きだったOrionなら入水しそうな条件でしたが、潮気を嫌うこの方は、波打ち際近くまで行くと、腰を落として断固拒否していました。
Dawn太_251日

どうした!?Dawn太
Dawn太_251日

Dawn太_251日

あ!隣国の慶州辺りからのデカイ漂着物発見。長靴の文字は「チョ市場」?
日本海の漂着ゴミ

寄せては返すを繰り返す波の力の大きさに驚きながら、一刻も早く浜辺から立ち去りたいDawn太と一緒に、いつもの橋の上を散策しました。
Dawn太_251日

いつものように、時折欄干の隙間から海を見ていたのですが(入れた頭が抜けなくなりそうなほど大きくなっていました)、この日は橋の上で風が強かったためか、途中からすっかりへっぴり腰になってしまって…。(汗)
Dawn太_251日

記念撮影後は全く自分で歩かないので、強制抱っこで連れ帰りました。
Dawn太_251日

陸地に戻って栄蔵さん(良寛さまの幼名)に口説いてみるも…
Dawn太が成長していて、栄蔵さんがすっかり隠れちゃってますね。
Dawn太と栄蔵さん

2度目のこの海で、栄蔵さんに相談しているDawn太はまだ小さかった(生後132日
たった数ヵ月の間にこんなに大きくなっちゃって、すっかり大人っぽくなったよね。
Dawn太と栄蔵さん

その、食い千切った白い尻尾の先を除いては…ねぇ。

帰り際に出会ったボーダーの女の子

日本海

車にDawn太を乗せて帰宅支度をしていると、1台の車が駐車場へと入って来ました。チラっと見えた助手席の女性が抱き抱えていた犬が白黒で、しかも、我が家と同じように赤い首輪が付けられた子。
いまだに白黒犬を一目見て、ボーダーだと思い込んでしまう自分がいて、「病気だ!」と苦笑しながら通り過ぎようとすると、バックして来た車にボーダーコリーステッカーが貼ってあるのが目に留まりました。見間違いでも勘違いでも無く、本当に、助手席に乗っていたのはボーダーさんでした。

今はDawn太がいて寂しくないはずなのに…
ボーダーだってそうそう珍しくないはずなのに…
何故かその時は違っていて、車から飼い主さんが降りて来るのを待ち、「すいません、ボーダーさん見せてもらってもいいですか?」と、声を掛けている私がいました。

運転席から降りて来た飼い主さん(旦那様)の答えは、「良い」でも「悪い」でもなく、「もうすぐ死んじゃうんですよ。」…でした。
獣医師からも余命を宣告され、最後の思い出つくりのため、この海へとやって来たそうです。旦那様の首からは、白いカメラがぶら下げられていました。

ボーダーさんは14歳の女の子で、Orionと同じ病気を患っているとのこと。すでに病状は吐くだけでなく、痙攣も数回出ているのだとか。老犬とはいえ、Orionの方が年齢が2歳若かったこともあり、獣医師が「吐きっぱなしでもおかしくない」という数値でも、Orionは吐くことも僅かで、亡くなる前日までは痙攣も起こらず。目の前の女の子が、当時のOrionよりもずっと深刻な状況に置かれているのだということが、何だか不思議な感じすらしました。

旦那様が「最期はどんなでした?」と質問されるので、病状の程度や状況などを話と、それを聞きながら、奥様が泣き始めてしまいました。
終わってしまうより、終わる前の状況に置かれた人の方が、不安が大きいのは良く分かります。かける言葉もなく、目の前にいるボーダーさんの頭を、そっと撫でていました。
撫でるその体は、とても温かでした。真ん丸な瞳がとても大きくて印象的な子で、前日に亡くなったと知らせを聞いた、写真でしか見たことのない、お友達ボーダーさんの顔がダブって見えました。

「ありがとうございました。」と言って別れたあと、振り返って見たその女の子は、自分の足でしっかりと立ち、飼い主さんの横について歩き、その尻尾は嬉しそうに高く上がって左右に振られていました。

おしまいに

あれから半月余りが経ち、この子が現在、どんな状況であるかは分かりません。
しかし、11月1日に出会った時、確かに愛されてここに存在し、飼い主さんたちの記憶と記録に残されているはず。

この子と別れた直後、私たちはOrionのお山へと向かいました。犬用では足りず、人間用の骨箱に納められていたOrionと、最後の対面でした。
半年ちょっと、本堂にお預けしていたOrionの遺骨は、11月3日に無事納骨されました。本堂にあれば、お参りに行けば直に骨箱に触れられたのに、たかがそれが出来なくなるだけなのに、何だかまた、ぽっかりと穴が空いたような気持ちでした。

生まれたその瞬間から、生き物はみな一様に「死」に向かって歩き出しています。
ご縁あって出会った人や動物も「一期一会」なら、毎日一緒に暮している者同士でさえ、その同じ瞬間はもう二度と無く、やはり同じように、尊い「一期一会」の積み重ねであると感じます。

----- Sunday, November 1, 2015 (Dawn太 生後8ヶ月|251日)-----
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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