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【Part19】延命水

2015年09月29日
Dawn太と行く名水の旅
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山寺薬師堂近くに湧きだす薬師の水を訪ねて

4年ぶりに、山寺薬師堂を訪ねました。

山寺薬師は、今から千数百年前の白雉年間(650~654年)に山岳佛教の先達として、紀の躬高(きのみたか)により 丈六山に開かれ、山寺三千坊の名蹟が謳われていました。山寺薬師堂内には、座像平均142cmの大きな山寺薬師三尊像が安置されています。
山寺薬師堂

今回ここへ来た目的は歴史散策ではなく水探訪なので、お参りを済ませると修行場とは逆方向に道を下って。
以前来た時は、お稲荷さんの赤い祠があったはずですが、石造りになっていました。
延命水

境内を外れていますが、この周辺も修行の場だったような特別な空気感があり、幾分Dawn太の表情もこわばって見えます。
Dawn太_206日

岩山不動尊のさらに下方にあるのが、今回の目的「延命清水(薬師の水)」です。
延命清水

古くから薬師の水として親しまれ「若返りの水」「万病に効く」と言われ、難病の人々がこの泉の一滴で命が救われたという話もあるところから「延命清水」と呼ばれ親しまれているものです。車のない時代には「難病に効く」と聞きつけた周辺地の人々が、背中に一升瓶を背負って往復25~40Kmの道を歩いて登って来たという話です。
延命清水

ご利益ある美味しい水だからなのでしょうが…

この日は私たちと入れ違いで、水汲みを終えた1台の軽トラが山を下って帰って行きました。それを待っていた先輩ご夫婦も、持参した大きなポリ容器を10個ばかり荷台から下ろして並べ、大量に水汲みを始めたところでした。
薬師堂の下を通って出て来る清水の口は1箇所のみ。
並べた容器を退ける様子も無いので「水汲みに、どのくらいの時間が掛かりますか?」と尋ねてみると、傘を差した先輩女性がぶっきら棒に「1時間だね。」と仰います。
私たちは、過去にご利益を頂戴しているので、今回はDawn太に飲ませる1杯分の水だけを優先的に汲ませていただきました。

延命清水

清水は常にこんこんと湧き出ていて、どんな条件下であっても、その水量は一定だと言われています。
しかし、2011年の同じ時期に訪れた際は砂防堤からもどんどんと水が流れていましたし、流水口ももう少し勢いがありました。
今年は梅雨時期から夏期の雨量が激減した年だったので、水量も若干少なく感じられました。
延命清水新潟県の名水
  • 場所 上越市板倉区東山寺
  • 水量 毎分34L|硬度 25mg/L|PH 7.1|水温 11℃
延命清水を飲むDawn太

----- Thursday, September 17, 2015 (Dawn太 生後6ヶ月後半|206日)-----

日を改めて再訪してみました

天気の良い日に再び上越まで来たこともあり、前回のリベンジも兼ねて立ち寄ってみました。
Dawn太_212日

丁度昼時だったので、水場は貸し切り状態でした。
ようやく私たちも4年ぶりに薬師様の水を頂戴できました。無味無臭、全くクセの無いスッキリとした水です。
これじゃ、大量に汲んで行く人も多いわけです。

山寺薬師堂境内にある風穴で涼を感じる

薬師堂で参拝したあとはさらに涼を感じられる場所、境内にある風神洞を訪ねました。
山寺薬師堂

風神洞

この日の最高気温は28℃。この小さな穴から、心地よい冷風がこちらに向かって噴出していました。
風神洞

志那都比古命(シナツヒコノミコト)、志那都比売命(シナツヒメノミコト)、日吉大神薬師如来(ヒヨシノオオカミヤクシニョライ)が祀られていて、洞内から吹く冷風に当たれば、身も心も清められ、病弱な人も健康になれると伝わっているものです。薬師の水とセットでご利益アップでしょうが、こちらには殆ど人の姿が無いのがとても不思議でした。

山岳宗教の名残りを感じに

信蓮房修行場・聖の窟へ向かう途中にある猿供養寺跡。
この付近一帯には猿供養寺という地名が現在でも残っています。
猿供養寺跡

山寺五山の一つの乙宝寺に二匹の猿がお経を聞きに来るようになり、猿は写経をしてもらったお礼に山芋を届けていました。
ある日突然猿が姿を現さなくなったので僧が探すと、猿は山芋を掘るための穴に落ちて死んでいました。僧は供養のために猿供養寺を建てたという伝説が残っています。(地滑り記念館に詳しい説明があります。)

バイクでいらした先客が修行中(!?)のようです。
Dawn太_212日

境内から約600m程離れた場所には、親鸞聖人と恵信尼の三男である栗沢信連房が修行したという、聖の窟が残されています。
聖の窟

現在では、入り口の岩が大きく積み崩れていますが、当時は畳数枚分ほどの広さがあり10人程度が座れたそうです。
聖の窟

丈六山(560m)の北側斜面の中腹にある聖の窟。その眼下に広がる眺めは良く、頸城平野や日本海までもが望めます。
Dawn太_212日

逆に言えば、人里離れたこの山奥の地で山岳修行をしていた修験者たちがどれ程いたのだろう。さぞ厳しい修行だったのだろうと、絶景を見る度に思います。
聖の窟周辺からの眺め

散策終えて振り出しに戻る

直射日光照りつける山の散策がとても暑かったので、境内まで戻って来ると再び風神洞を訪ねました。
Dawn太_212日

Dawn太_212日

天然のクーラー吹き出し口で体温を下げた後は、再び薬師の水まで下り、体の中から冷やし、Wでご利益頂戴します。
薬師の水

さすがに午後の1時を回ると、前回同様に大量水汲みの方々がやって来ますね。
それにしても、今回は水量激減で寂しい限りでした。

調べていくうち、この延命水を用いて作ったという「手作りワンコごはん」のサイトを見つけました。
Dawn太はその場で、直に何度もご利益がいただけて幸せ!

----- Wednesday, September 23, 2015 (Dawn太 生後7ヶ月|212日)-----
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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