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【渡邉邸】平成の大修理完了

2015年05月27日
歴史を訪ねて
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----- Monday, May 4, 2015 ----------
6年間に渡る平成の大修理を終えた渡邊邸。4月5日から通常公開になっています。
修復中の様子を2度拝見していることもあり、使用前、使用後でどんな風に変わったのか。。。我が家もお邪魔して来ました。
平成の大修理完了

3千坪のお屋敷に、500坪の主屋。広い土間、高い天井と重々しい梁組み、趣のある庭園、江戸時代の旧状。。。と、渡邊邸は米沢街道の宿場における、酒造業や金融業などを行って財を成した豪商農大庄屋の屋敷構えを知ることができるお宅です。
NHKドラマ「蔵」のロケ地となった場所でもあります。
平成の大修理完了
※細部についての説明は過去記事に詳しくありますので、興味のある方はご参照ください。

雪国らしい極太の梁、柱の構造が良く分かる特徴的な部分が、長い通り土間に平行して続く各部屋です。


このお宅は仏檀を中心に造られているので、修復中も仏壇はこのままに、位置だけ手前にズラして作業が行われていたのが印象的でした。古さを感じさせつつの修復作業。。。見事に完結していました。



平成の大修理完了

渡邊邸の中でも、格式の高い部屋が続きます。

歴史の傷跡もそのままに。

左:目の前は旧米沢街道の式台。  右:豊州観明の屏風絵や掛け軸の並ぶ玄関の間。
平成の大修理完了

すっかり床が上がった状態で見て、遠い昔にも旦那と訪れた日の記憶が蘇ってきました。(なので、これで5~6回は訪れているお宅です。)街道筋のお宅らしく、二の間の格子が印象的です。

そして、大座敷見どころの1つが武者隠。
平成の大修理完了

大きな赤樫の木の根っこで、家の土台が持ち上げられていたという湯殿も修復完了。
平成の大修理完了




季節も良く、大開放な大座敷からは、昭和38年に国の特別史跡名勝に指定された池泉回遊式庭園が見事です。明和6年(1769年)の墨書が見つかっていることから、その頃の作庭と考えられています。


通常の一般公開が始まった今では、庭園内は一切立ち入り禁止ですが、修復中は案内役のおじさんと共に、この庭園内に2度に渡ってお邪魔しています。今となっては、大変貴重な体験でした。


炉の切られた書斎、そこから続く幾つもの納戸部屋を抜けると、通り土間の方へと戻ることができます。
平成の大修理完了

階段があるので、以前は一般公開されていなかったお納戸2階へ。
平成の大修理完了

平成の大修理完了
2間続きの座敷と、1間の板の間からなる納戸2階部屋。庭園も、大座敷方面も、反対側にある新座敷方面も、よく見渡せる絶景ポイントでした。大座敷上の、石置木羽葺屋根撞木造りの様子がはっきりと確認できる場所でもあります。

再び1階まで戻って来ると、下りた先の囲炉裏のある台所付近では、渡邊邸について関係者による説明がされていました。

格式高い上座敷の雰囲気より、こういう生活感のある方が、居心地良さを感じます。
平成の大修理完了

流し場周辺の板の間には、埋木細工の鯉が泳いでいますよ。



修復時は展示室兼物置のようになっていた土間も、すっきりと整理され、さらに奥に行けるようになっていました。

上湯殿の床は、モダンなタイルが埋め込まれ以前、お茶室外角で見た、庭に出るために増設された、タイル素材の沓脱石のような部分を思い出していました。
平成の大修理完了

ちょっと長くなりましたので、ここで一旦アップします。
次回は、ちょっと一服。。。から。その2へつづく_〆(・ω・o)
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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