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【閉店】かねさま蕎麦♪

2013年08月25日
イケ麺パラダイス
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--- 2019年11月19日 追記 ---
2019年11月17日(日)に、かねさま蕎麦 津南駅店が閉店しているのを確認しております。
調べてみると、手打ちができなくなったとの理由から、2017年4月2日に閉店していたようです(泣)

津南のひまわり畑を後にし、昼食の為、少し早めにJR飯山線 津南駅へとやって来ました。
駅への入り口右側に、幟端や暖簾があるので、ついついそちらに足が向いてしまいますが、建物入って左手、売店脇の津南駅構内に、美味しいお蕎麦が食べられるお店があるのです。
かねさま蕎麦

売店にも信号機が見られますが、蕎麦屋さん手前の階段を上がると鉄道マニアが喜びそうな展示もありますし、さらに上の階には温泉施設も完備しているので、駅で食事も温泉も楽しめるわけです。
かねさま蕎麦

さて、今回目的のお店はこちら!「かねさま蕎麦 津南駅店」さんです。
かねさま蕎麦

入店時刻は昼の12時ジャスト!
4人掛けのテーブル席が3つ、小上がりにテーブルが2つの店内。
最後の1つのテーブルが空いていていたところに私たちが座り、そこで店内は満席の状態。私たちの後からも次々にお客さんが入って来ますが、そこからは順番待ちの状態になり、私たちとしては待たずに食べられ、非常に運が良かったと思いました。

さて。。。あまり聞きなれない「かねさま」という言葉。お店のメニューなどと一緒に、その由来が書かれていました。
かねさま蕎麦

津南では、「庚申(こうしん)」のことを「おかねさま」といい、作神様として祀り、豊作や家内安全、無病息災を祈願する「庚申講」という講がありました。
庚申の日とは、暦で十干「庚(かのえ)」と十二支の「申(さる)」が組み合わさって、60日に1回、年に6~7回巡って来る日の事をいい、庚申講の当たり日には、農作物を持ち寄って講仲間の1人の家に集まり、ご本尊様の掛け軸を掛け、般若心経を唱えるなどの御勤めが行われ、その後でご馳走が振舞われました。
そのご馳走の最後が必ず、みんなで打った蕎麦だったのだそうです。

そんな古から続く行事から名をとったかねさま蕎麦。現在、お店に出す蕎麦を打ってくれるのは、約30名ほどの蕎麦好きさんが集まるNPO法人「かねさま蕎麦会」の方々。お蕎麦は、古くから受け継がれてきた秋山郷在来種を使い、その栽培から手打ちまで、全て自分達で担っているというのです。

とても手間隙が掛かるため、現在では「1日30食限定」の貴重なお蕎麦です。
かねさま蕎麦

食材の情報公開を行い、安心・安全な食を追求するというプロジェクト「雪国観光圏A級グルメ」でも2つ星認定のお店です。
シンプルなメニューながら、しっかりとお蕎麦が堪能出来るラインナップになっています。

温かい韃靼そば茶を飲みながらお蕎麦の到着を待っていると。。。
ちびがお替りしたお冷の横に、蕎麦の実やら、布海苔が置かれているのを発見!
かねさま蕎麦

コネ鉢の中、乾燥した大きな葉は「ヤマゴボウ」の葉。
手前から、つなぎに使用の「布海苔」「蕎麦の実」、一番奥はつなぎに使用の「ヤマゴボウ」
かねさま蕎麦

津南蕎麦は、以前、別のお店でも食べているので、つなぎにヤマゴボウが使われている事は知っていましたが、てっきり、ゴボウの根のようなものを使用していると思っていました。しかし実際には、キク科のオヤマボクチ(雄山火口)というヤマゴボウの一種の葉の裏側の繊維(茸毛・じょうもう)だけを取り出した、写真右のモヤモヤっとした、スポンジ状のものを使うのだそうです。ヤマゴボウの精製作業も非常に手間が掛かり、1枚の葉っぱから、ほんの僅かしか取れないのだそうです。

実物が見られると、さらにありがたい気持ちになっていただけます。
かねさま蕎麦

注文を受けてから蕎麦が打たれますので、多少の待ち時間が必要です。
私たちの場合、20分ほど待ったところでお蕎麦とご対面でした。

【蕎麦三昧】(1,100円)
かねさま蕎麦

冬になれば3mを越える雪に閉ざされる山奥で、古くから大切に守り、受け継がれて来たという、秘境・秋山郷在来種。それを、標高1,000mの高地の厳しい環境下で栽培。そばの香りを失わぬよう、製粉は石臼使用。打ち粉も同そば粉を使用。
こだわって作られた艶やかなそばは、まさに芸術品!
かねさま蕎麦

この店でしか食べられない貴重なお蕎麦。。。まずは、その旨みをダイレクトに味わうため、お塩でいただいてみました。
テーブルにあったのは、嬉しいことに藻塩ではありませんか!!!(*´艸`)
かねさま蕎麦

綺麗に切り揃えられたお蕎麦は、ヤマゴボウのつなぎにより、しっかりとしたコシと歯応えが感じられ、さらに布海苔特有の喉越しの良さも相まって、どんどん箸がすすみます。
蕎麦好きなちびの箸が止まらず、私のセイロから半分ほどお裾分け。。。(~_~;)

セットメニューの「そば豆腐」
かねさま蕎麦

ツルンとデザートのような食感で、そばの風味も濃厚です。
添えられたそばの実が炒ってあるので、香ばしくて美味しいアクセントでした。

セットメニューその2「そばがき」
かねさま蕎麦

こちらは上品なすまし汁仕立て。マシュマロのような、ふんわり、もっちりした食感で、豆腐とはまた違った印象。途中わさびを利かせたり。。。大葉と一緒に味わったり。。。と、いろいろな食べ方が出来て、私はそばがきの方が好みかも。

実は、そば豆腐もそばがきも、作り方はほぼ同じ。使う水の量が違うだけで、こんなにも違う料理になってしまうのも蕎麦粉マジックならではかも知れません。
食べたい方は休日なら昼前ですよ、絶対!!!
貴重なお蕎麦!ご馳走様でした~♪

----- Sunday, August 18, 2013 -----

かねさま蕎麦
中魚沼郡津南町外丸丁1921-1 JR津南駅内
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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