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六万騎城祉

2009年07月27日
城址巡り
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坂戸城の支城 六万騎城

六万騎城祉

六万騎城は、霊峰八海山から派生する尾根筋が魚野川べりに至る突破に位置した半独立峰六万騎山の山頂一帯に築かれた長峰式の城郭である。築城は南北朝時代といわれており、上田長尾氏の坂戸城時代の重要な拠点であり、魚野川運用を監視しやすい立地から、航行警備の役割も担っていた。城主は福島大炊督某と伝わっているが、上杉古文書には上杉景勝の家臣水沢彦右衛門の在城記録も残っている。
山頂から南に至る尾根には、空堀や曲輪が所どころに築かれ防御を厳にしている。本丸・出丸・詰丸の配置や全山の様相を見ると兵六万収容と伝えられた名に叛かぬ一大要害化された名城であって、長尾氏入国以来坂戸城の守りには無くてはならぬ要害であったと推測される。山の名前は、当時六万寺(ろくまんじ)と称呼されていたが(上杉古文書・穴沢古文書)江戸時代に六万騎と改称された。 
慶長3年(1598年)上杉景勝の会津移封により廃城となった。【現地立て看板より】



私たちが以前住んでいた浦佐地区にほど近い場所に、坂戸城を支えた1つの城・六万騎城がありました。
麓の子安延命地蔵尊脇に 車3~4台が停められる駐車場があり、そちらからも登山口があり登れますが、私たちは山から下りてすぐに車に乗れるように。。。と、反対側にある水飲み場側の登山口から山に入ることにしました。

駐車場から水飲み場登山口まで徒歩5分ほど。。。庚申塔(こうしんとう)と立て看板が目印になります。
六万騎城祉

看板の後ろに登山口(搦手筋)があり、ここから山へと入りました。
六万騎城祉

山道は綺麗に整備されていて、看板の字が読めなくなっているものもありますが、坂には名前が付いていました。
六万騎城祉

勝芯休憩台。。。  たぶんこの辺が4~5合目でしょう。
六万騎城祉

この日の気温が30℃を超える日で、その最中の登山。。。しかも急坂の階段道で、汗が出始めるまではちょっと辛かったです。

小規模な堀切と、やせ尾根の道。   
六万騎城祉

この辺の坂道はかなり急でした。登り終わりには「欅越え」と書かれていました。  
六万騎城祉
  
山道は 急坂の部分と、キツイ九十九折りの道でした。
六万騎城祉

右の写真の道も、真っ直ぐにこちらに続いているのではなく、大きく左に折れてからこちらに繋がっているんですよ。

途中、山道に飛び出るように 大きな幹が折れ曲がってありました。
この辺は雪が多い場所なので、雪の重みで木の幹が変形してしまうんですね。
六万騎城祉

写真右は、斜面にあった苔むす石積みです。実城部が近いっていうことですね!

最後の坂の部分と登りきった右側にあった三の郭(三の丸)です。三の郭は、主郭の東側3mほど下に位置する郭でした。
六万騎城祉

三の郭東側には 土塁がありました。
六万騎城祉

三の郭奥から、主郭方向に向かって見る。
六万騎城祉

三の郭虎口部分と主郭への道。
六万騎城祉

六万騎山のピーク(321m)であり、六万騎城の主郭部分です。
六万騎城祉

規模の小さめな主郭からは、北・南・西側の景色がよく見えます。六日町方面を見ると、はっきりと坂戸城の姿が見えます。
六万騎城祉

主郭の北側には、道のようなものがありました。物凄い急坂の道でつかまるものもなく、下りてみるのは断念しました。
六万騎城祉

主郭は、大手筋側は一段低くなってから道が開いていました。

下山は 地蔵堂に向かって、大手筋から帰ることにします。
大手筋にあった虎口部分は、土橋状の通路で繋がっていました。


暫く行くと二の郭に出ます。
六万騎城祉

主郭の西側に位置する郭で、東西2段に削平されています。

二の郭を過ぎてすぐにあった岩の壁。
六万騎城祉

この岩壁を過ぎるとすぐに、二重堀切が出現します。
六万騎城祉

堀の深さはそんなに深くありませんが、2つの堀の連続に奥は岩壁。。。
主郭への防御の強さが伺えます。
六万騎城祉

次の郭への入り口に堀切がありました。
六万騎城祉

上にある郭は、大手筋を登った部分にある西郭です。見張場や出城があった部分のようです。
六万騎城祉

北側には、櫓台状の高まりがあります。

その櫓台状の上より。右側に見える木の根元には「槍穂先発掘場所」と書かれていました。
六万騎城祉

西郭が三段になってある様子です。
見にくいですが、3枚の写真を繋げてみました。   
六万騎城祉

西郭を出発してすぐ、また右側に入る道があります。入ってみると、郭がありました。      
六万騎城祉

また道を行くと次の郭。。。というように、西郭を含め、2~4mの切岸によって区画された郭が4段になって形成されていました。

西郭を出て、また急坂を下りて行きます。
六万騎城祉

途中で見つけた堀切です。大手筋の堀切は、急斜面になる直前作られていて、それによって高低差を出しているようです。

こちらも九十九折りの道と急坂の道の連続です。
六万騎城祉

地蔵坂まで下りて来ると、この先にお地蔵様が待っていて、終着点はもうすぐです。

地蔵尊側の登り口にある石碑です。
六万騎城祉
   
駐車場上にある地蔵尊です。
六万騎城祉

御本尊の子安延命地蔵尊は弘法大師の作と伝えられ、六万騎城主福島大炊督公一党の厚い崇敬を受けたそうです。
六万騎城祉

六万騎城祉  遠景

六万騎城祉

                      登城日:2009年6月20日
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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