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黒姫童話館にて♪

2009年06月12日
お出掛け
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息子たちの県大会観戦のあと、ラーメンを食べに行ったわけではありません。
あれはあくまで腹ごしらえで、本題はこちら!

ずっと行きそびれていた黒姫童話館にようやく行って来ました。
黒姫童話館

思い起こせば長い道のりでした。。。
昨年秋、やはり息子の試合応援で上越まで行った10月26日。帰りに高田公園に寄って紅葉でも。。。と言ったはずだったのに、何故か旦那は野尻湖へ!
一茶記念館などを観てきましたが、近くに黒姫童話館がある情報を得たのに閉館時間になりそうでタイムアップ!

二度目は、ちびの発表会が済んだ日の午後に出掛けた12月6日。
信州限定チロルを求めて出掛けて行き、ついでに。。。と思ったら、冬季閉館中であえなく撃沈!
 
そして今回!三度目の正直で、ようやく目的が果たせました。
冬季閉鎖中は看板もなく、車でグルグル回って探した建物もちゃんと案内板が出ていて道に迷うことなく到着。
黒姫高原のなか、静かに建つ美術館でした。
黒姫童話館

黒姫童話館

周囲にはスキー場もありますので、標高は7~800mくらいあるのかも知れません。 
  
下界は時折小雨の降るようなお天気でしたが、ここまで車で来ると霧が出ていました。
霧が晴れてると、ここからは 私の好きな黒姫山も見えるそうですが。。。

しかし、こんなに霧が出た様子ってなかなか見られないです。
今まで見たことのない霧までが、幻想的なメルヘンの世界を作っているようでした。 

入館前から感動し、いよいよ館内へ。。。 
黒姫童話館

外の景色もメルヘンなら、建物内もメルヘンでした!お菓子の家の模型や、時計の中には羊が。。。
黒姫童話館

壁には 子どもが触って楽しめるような仕掛けの絵本やクイズもありました。

そしてこれ!このお人形、絵本で見覚えのある人も多いですよね!?
黒姫童話館

モモちゃんとアカネちゃんシリーズの一番最初。。。
『ちいさいモモちゃん』の表紙になってるお人形セットです。

作者である松谷みよ子さんのコーナーでは、遠い子どもの記憶のなかにあったモモちゃん、アカネちゃんが身近に見られます。

コーナーの一部には「ここは撮影禁止です」と書かれた部分があったので、逆に、それ以外は撮影可能なのかな!?と、少し写真を撮って来ました。

民話が観られる部屋や「モモ」で有名なドイツの作家・ミヒャエル・エンデのコーナーもありました。
世界的に有名なエンデの作品や遺品がなぜここに!?そんな疑問がわいてきますよね。
早稲田大学の子安美知子教授が、エンデと信濃町を結ぶな架け橋になったそうです。それは、たいそう童話的な縁で結ばれたと言われています。
生前、自分のもつほとんどの資料を信濃町に提供し、1991年にエンデ資料を世界で唯一常設に展示する黒姫童話館が開館したと
いうわけです。1992年には、実際にご夫妻で訪問されています。

エンデは亀がお好きだったようで、亀グッズのコレクションも展示されていました。  

父は画家のエトガー・エンデですが、幼い頃のエンデをデッサンしたものも展示されていて、それがとっても可愛く描かれていて、優しい父親目線の作品が印象的でした。

館内を一旦出ると、敷地内南側にはいわさきちひろ黒姫山荘が建っています。   
黒姫童話館

1966年(昭和41年)ちひろは、黒姫高原にアトリエを兼ねた山荘を建てました。
古くから一茶の俳句に慣れ親しんだちひろにとって、一茶のふるさと柏原に近いというのが、この地を選んだきっかけになったようです。

1998年夏、ちひろの思い出がいっぱい詰まった山荘をちひろ美術館(財団法人いわさきちひろ記念事業団)から提供してもらい、大勢の人に見てもらえるよう、ここに移築されたそうです。1999年7月10日から、山荘内部も一般公開しているのだそうです。

玄関脇に咲いていた 谷空木(たにうつぎ)   
黒姫童話館

ちひろはこの山荘をこよなく愛し、春夏秋には「野花亭(やかてい)」冬には「雪雫亭(せっかてい)」という愛称で呼んでいたそうです。   

では、お邪魔します。

玄関にはスキー板や帽子もあって、今も生活しているかのようです。玄関の左手ドアの中には、洗面・脱衣所と、その奥には兎ぶろ。
黒姫童話館

ある日ちひろがお風呂に浸かっていると、急に夕立が降って来ました。
雨と雷に驚いた子兎は、この軒先で雨宿りをしたそうです。それをちひろは窓から見ていたのだそうで、それ以後「兎ぶろ」と呼ばれるようになりました。

兎ぶろを通り奥に行くと、コンパクトなキッチンの付いた居間がありました。
右下に見えている薪ストーブは、作品のなかにも登場するものだそうです。
黒姫童話館

居間の向いには四畳半の和室が、そして、その和室の隣には同じく四畳半の画室がありました。
黒姫童話館

この山荘ができてから、ちひろは毎年ここで絵本の制作をおこなったそうです。
黒姫童話館

この山荘を建てるにあたって、ちひろが一番拘ったのが野尻湖の景観だったそうです。
建築の時にやぐらを組み、湖が見える高さをはかって床の高さを決めたそうです。

しかし、カラマツの生育が早く、じきに湖を隠してしまったため「湖の見える家で絵を描きたい」というこだわりから、1971年には2階を増築し、そこにこの画室を設けたのだそうです。
黒姫童話館

「わらびを持つ少女」や「わらびと山つつじ」、「山里のスミレ」などの作品にはちひろが愛し親しんだ黒姫の自然が息づいています。また、未完となった遺作「赤い蝋燭と人魚」も、この山荘で描いていました。 

左手に見える 畳ベッドで休んでいたのでしょうね。
黒姫童話館

とってもコンパクトな山荘ですが、使い勝手も良さそうですし、ここでたくさんの作品を描かれていたと思うと、感慨深いものがありました。
   
私もちひろ作品は大好きで、結婚祝いに友達が贈ってくれたのが「母の日」の複製額でした。
これは今でも飾ってありますし、自分でも絵本を何冊も集めた時期もありました。
本棚にしまったままになっていましたが、出して絵を眺めてみようかな。。。

今回は、隣に建つ童話の森ギャラリーとの共通券を買いましたので、こちらも一緒に見てきました。
黒姫童話館

こちらは地元、信濃町にゆかりのある作家さんの作品を展示してありますが、この日は桜井誠さんの作品展示でした。
夏以降も興味深い展示があるようで、また出掛けられたらいいな。。。と思ってしまいました。

館内には喫茶店もありましたので、ここでちょっと休憩。
黒姫童話館

ちびはオレンジジュース、旦那はホットコーヒー、私はアイスコーヒーを頼み、ちびと私は、ちょっと珍しいとうもろこしのマドレーヌも一緒に頂きました。

こんな風に、ちひろの山荘を眺めながらお茶が飲めるんですよ。
黒姫童話館

ゆっくり絵を見ている間に、霧も随分濃くなって来ました。
きっと、雲の中にいるってこんな感じなんでしょうね。

メルヘンの時間もこれまで!現実に戻って、家まで帰らないと!
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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