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黒滝城址・大手道より

2009年06月03日
城址巡り
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最初に訪城した4月6日から、日を改めて来たのはGW中の5月3日の事でした。この日はオリオンも一緒に大手道から山に入りました。
この山は、山頂近くまで林道が整備され車で行けるので、大半の人がそこまで車で行き、城の地形構造部分だけを見て記事にされています。では、あまり記事になっていない大手道はどうなっているんだろう!?そんな思いで山に入りました。
黒滝城址・大手道より

穏やかな道をしばらく行くと、ここで道が2手に分かれました。
黒滝城址・大手道より

今来た道と同じ道幅の左の道は、もう少し行くと行きどまり。。。
写真右の道が大手道です。(大手道は、途中何も標識が無いので非常に困りました。)

この山、非常に水場の多い山だというのは全記事でもお分かり頂けたと思いますが、大手道を通って驚きでした。
大手道は、沢道そのものだったのです。
黒滝城址・大手道より

ちびが歩いてる道は、沢を横切らないとこちらに来られません。
こんな風に、沢を何度も右に左にと渡りながら大手道は進んで行きます。

沢道は平らなだけではありません。

山の傾斜と共に急激に上がる場所もありますが、そんな時は片側が山の斜面、反対側は沢の崖。。。
道幅も狭く、大人ひとりがようやく通れる幅だけです。(道幅を黄色い線で書いてみました。)
黒滝城址・大手道より

たまに、自分で歩いた際に石を崖下に落としてしまって、落ちた石が気になって、それを追いかけそうになるオリオンが怖かったです。(^^ゞ

箱滝を過ぎた後、旦那が見つけた空堀です。
黒滝城址・大手道より

こちら側には道案内の看板も無い状態なので、今どの辺にいるのかも分かりません。
でも、お城の構造が始まってるっていうだけで、目的地が近くなってる気がします。

また沢を渡ります。しばらく雨も降っていないので、沢水は澄んでいて綺麗です。
鳥も飛んでるので、オリオンも気になるようです。
黒滝城址・大手道より

沢から少し進むと、道が2つに分かれました。(ここでも案内標識はありません。)
黒滝城址・大手道より

地図で予習して来たので、ここは迷わず右の道を選択しますが。。。途中で、全く道を見つけられなくなってしまいました。大手道は右で間違いないのに。。。子ども連れ、犬連れで道が無くては仕方ないです。
出る場所は違ってしまいますが、左の道もちゃんと目的地近くに出るのは分かっていたので分かれ道まで戻って来て、左の道へ進みました。

左の道に入るとそろそろ沢道とはお別れで、淡々と起伏のある山道が続きます。

15分くらい歩いたでしょうか。。。
やっと出て来た道ですが、ここも丁字路になっていますが、分かれ道に何の案内板もないです。(あるのは「野草を採るな」の看板です。)
黒滝城址・大手道より

近くまでちびと旦那が登って来てるので、オリオンも気になって仕方ないんですね。

山道を出て左の道。。。これは、国上山への現在の登山道です。
黒滝城址・大手道より

なので、私たちは反対の右方向の道へと進みます。
しばらく行くと、何やら書かれた看板を見つけました。ようやく、城址近くまで辿り着いたようです。

国上からの陣道

渡部城~国上からの陣道(将兵の往来の道)で、夏戸城の志駄春義が黒滝へ入った(黒滝に入り勝利を得る)と推察される陣道です。
黒滝城址・大手道より

扇ヶ峰砦

国上側から入る一番目の砦で、警戒と見張り、推察から水源の一つ「南沢の水」確保の砦でもあったようです。
黒滝城址・大手道より
扇ヶ峰砦脇の空堀
黒滝城址・大手道より

剣ヶ峰砦跡入口案内板

剣ヶ峰については 後の記事で紹介します。
黒滝城址・大手道より

南沢尾根砦跡

剣ヶ峰麓砦北東の砦。空堀を持ち、大手南沢の道を見下ろす尾根の上にあり、大手道の将兵往来と駐屯地等の人数情勢を把握して守備する砦です。
黒滝城址・大手道より

南沢尾根砦跡から舗装された道を進むと、今回の目的地だったはずの大手道の最終地点に出ます。
黒滝城址・大手道より

この、写真右の場所から出て来るはずだったのになぁ。。。
↑の写真の場所には大手門があったようで、大手道出口の真向かいの場所には「大手門跡」の石碑があります。
黒滝城址・大手道より

門口砦

大手側からの入・退城を取り締まる大切な砦で、冠木門(かぶらぎもん・二本の門柱・上部に冠木を組む門)があったと思われます。
見張る台地は中間に土塁をおき、待機(機会の来るのを待つ)曲輪がある砦です。
黒滝城址・大手道より

この舗装道路を、大手門跡の写真奥に向かって進んでいくと初日に行った黒滝城址への登り口に行き着きます。
せっかくここまで来たのに、大手道の最後がどんな風になっていたのか分からないまま帰るのはシャクです。

ちびは「疲れた。。。」というので、これ以上私の道楽につき合わせても。。。と、オリオンと一緒に旦那に預け、私だけ単独でこの看板から再び大手道に入ってみることにしました。   
黒滝城址・大手道より

そして、大手道を10分ほど歩いて行ったところで、道が無くなった。。。と思った地点に出ました。

同じ場所に立ち、同じような目線で撮ってみましたが、ね!道が見当たらないでしょ!?
反対側から歩いて来て分かったこと、ここの正解の道は。。。沢の中を歩く。。。だったのです!
黒滝城址・大手道より

沢の中を歩いてこの場所まで進むと、次の道が見えてきます。
黒滝城址・大手道より

白い矢印が道ですが、沢道は初めての私にはそこまで判断は出来ませんでした。
お天気続きでも水が流れてる場所なのに、雪解け時や雨の後。。。そんな時は大変でしょうね。

大手道も最後の方まで来ていたので、沢道も比較的穏やかな道が続きます。
黒滝城址

この程度の道だったら、オリオンも一緒に連れて来ればまた水遊びが出来たのになぁ~と、一人で来たことを後悔しました。
沢道は気温も少し涼しく感じますから、日陰で休んでるより涼しかったかも。。。

ここでも沢を渡って。。。ここまで来ると、そろそろ大手道も沢とお別れです。
黒滝城址

小規模な丸木橋を渡ると、あとは山道が続くだけです。
黒滝城址

この辺で携帯が鳴りました。ちびが「あとどのくらいで帰って来る?!」と聞いてきました。
ここまで戻って来てるので、あと5分もしないうちに着きそうです。


この辺には曲輪群がありました。
黒滝城址・大手道より

位置的に考えても「門口砦曲輪群」ではないかと思います。参ノ堀切の南側の山腰にある数段の曲輪群で、東南にある堅壕で敵を防ぐ曲輪群です。
黒滝城址・大手道より

曲輪を抜け、少しすると大手道の出口が見えてきます。(旦那の影が見えています。)
黒滝城址

改めて大手道に入って「あと10分の距離まで来ていたのに。。。」と思うと悔しいですが、大手道はこちらからも入れ、確認出来たけど、さっき通って来たもう1つの道は、反対側から進んでも入口も分からなかったと思います。
そう思うと、全部確認しないと気が済まない私には、今回もラッキーな結果だったのだと思います。

麓に車を停めて来たので、帰り道は舗装された林道を下って戻りました。
車でばかり来る道も、3人と1ワンコ。。。楽しい散歩になりました。

                     再登城日:2009年5月3日
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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