北方文化博物館にて♪

2009年04月13日
お出掛け

3月20日 北方文化博物館に行って来ました。


春分の日のお出掛けの最後に、ちょっと足をのばして北方文化博物館までやって来ました。(記事のアップは今頃ですが。。。)

冬季時間だったため、4時半には閉まってしまうとこのと。。。
閉館時間まであと40分くらいしかないけど、大急ぎで見学して来ました。
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≪三楽亭≫
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三楽亭は、本邸が完成した明治22年(1889年)から手がけられ、苦心の末、2年後の明治24年(1891年)に竣工した、世にも稀な正三角形の建物です。三楽亭はもともと六代当主の書斎として建てられたものですが、水屋もあり茶室としても使用できます。
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三楽亭は建坪11坪の建物で、中央には菱形の部屋があり、その左右に正三角形の部屋があります。

畳の殆どは菱形と正三角形で、一畳だけ普通の畳が使われています。柱も四角のものは無く、床柱3本、丸柱10本以外は全て菱形の柱が使われています。窓だけがまん丸で印象的に造られています。

≪民家≫

吉ヶ平・刈羽の両地区より移築した民家を保存しています。当時のままに残されたその内部からは、かつての農民の姿が偲ばれます。
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写真手前の刈羽民家は、江戸初期の建立(登録有形文化財)
日本海側の地方では太平洋側と比べ半年間雪に埋もれ全ての生産活動に大きな苦しみがありました。そのため各藩は「板の間禁令」の制約をつくり物心両面に厳しい制約を命じました。一軒に一間(ひとま)しか作れなかった板の間は、その家長の居間とし、その他は土間に藁を敷き生活しました。この建物は、約400年前の建立で柏崎市大沢という集落から移築復元したもので、約20坪の土間生活時代を偲ぶ貴重な民家です。

写真奥は吉が平民家です。
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明治初期の建立(登録有形文化財)
この民家は新潟県南蒲原郡下田村(現三条市)吉ヶ平という集落に建てられていた「椿和三郎氏」の自宅を、昭和45年(1970年)の閉村の際に寄贈を受け、これを保存の為移築復元したものです。
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「吉ヶ平」という集落はかつて「八十里越え」といわれた出発点であり越後の塩、米などの生活物資を会津地方に輸送したり、農民の日光参詣や江戸へ至る重要な生活道路であり歴史の道でもありました。
※昨年の秋に行った記事に、この道標の表示があります。こちらから。

≪常盤荘≫
伊藤家の旧宅にあった26坪の離れが「常盤荘」です。
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この床板の裏側に「万延元年(1860年)6月6日 沢海村、大工藤蔵」と書かれています。建てられてから2回ほど移築され、当時の旧宅の面影がしのばれる唯一の建物となっています。現在は、茶会などに使用されているそうです。

≪豪農の館≫
豪商であった 伊藤家の内部です。下駄箱からいきなりレトロな雰囲気です。
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囲炉裏     
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大きな黒い梁が重なり、柱も床も黒光りして、雪国特有の豪壮堅牢な構造です。一隅に6尺(1m80cm)四方の炉がきられており、16人が一度に腰をかけることができ、雪国、越後の長い冬、使用人達はここで暖をとりました。当時、村には風呂のない家が多く、村人はここに来て、もらい湯をしていたそうです。コミュニケーションの場の一つになっていたようです。

台所の広さは70坪で、西側の炊事場には煉瓦造りの大きなかまどがあります。
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明治なかばの頃の伊藤家には番頭3~4人、家族直属の女中5人位、子供1人に乳母が1人ずつ、中奥の女中5人位、勝手女中5人、畑で野菜を作る作男6~7人、そしてこれらを統括する女中頭、台所番頭、3人程度の大工と人足10人、石屋、鍛冶屋、瓦職人もおり、家族の他に60名近い使用人がいたと言われいます。

家族と60人の使用人の食事のために、炊かれた米は毎朝1俵(60kg)で、正月と小正月の餅が百臼、魚屋が毎日亀田から通い、酒は一斗樽が何本も運びこまれたそうです。
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大広間
美しい庭園に面した南面の座敷は、本棟に遅れること5年。明治20年(1887年)から2年かけて建てられました。
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東側に大玄関があり、柱・天井・式台・戸は全て欅(けやき)造りで、特に式台と戸は一枚板で、当時の建材に贅をこらした建築様式がしのばれます。         
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南側の雨戸は26枚あり、全て左側の戸袋に納まってしまうという見事な構造です。
座敷の欄間のならびには柱が1本も無く、上から釣ってあるので釣欄間と呼ばれています。
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博物館。。。という名の余所様のお宅。たのしく拝見してきました。
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そふぃあ
Posted by そふぃあ

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