県内有数の杉並木と滝谷慈光寺

そふぃあ

2018-11-26
お出掛け
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昼食をとった「黄金の里会館」が門前にあるため、ここを素通りするわけには行きませんでした。

20181118_滝谷慈光寺
食事が終わったばかりでお腹がいっぱいの状態ですが、慈光寺の御本堂まで15分ばかり杉並木の参道を歩き、ちゃんと参拝してから帰ろうと思います。

20181118_滝谷慈光寺
最初の橋を渡る手前に「葷酒山門に入るを許さず」の石燈が見られ、慈光寺が厳格な修行道場であったことを感じます。
続く杉並木の所々に地蔵尊などが祀られ、のんびりと眺めながら御本堂へと向かいました。

20181118_滝谷慈光寺
經王石書塔(きょうおうせきしょとう) 「法華経」を祀った石塔です。

20181118_滝谷慈光寺
丁度、消防演習が終わったようで、地元消防団の車が、私たちの歩く参道とは別の道から山を下りて行くところでした。

県の天然記念物に指定されている慈光寺参道の杉並木

20181118_滝谷慈光寺
黄金の里会館から慈光寺御本堂へと至る参道の両サイドには、樹齢200年から500年ともいわれる杉の巨樹・巨木が全長500mほどにもなって生い茂り、慈光寺の長い歴史をも感じさせます。

慈光寺参道の杉は、昭和62年(1987年)に137本が県の天然記念物の指定を受けています。(現在は136本の杉がみられます。)

20181118_滝谷慈光寺
仰ぎ見る杉の幹回りは、軒並み6~7mはあろうかというもの。大人数名が手を繋ぎ、ようやく抱えられそうなほどの太いものばかりでした。
「杉と男は育たない」といわれる越後において、この杉並木の杉たちは立派過ぎます!
流石、県の天然記念物になっているだけのことはありますね。

20181118_滝谷慈光寺

20181118_滝谷慈光寺
龍神杉
先を行く男性がカメラを上に向けて構えているので見上げると、あら!あんなところに龍神様。
このような姿になるのも不思議ですが、数ある杉の中から、これを最初に見つけた人も凄い!

20181118_滝谷慈光寺
白山大蛇伝説碑 慈光寺には、こんな白蛇伝説が残ります。
慈光寺の裏手に聳える霊峰・白山。その山奥には、昔、大蛇が住んでいて、度々暴れては大雨や洪水を起こし、麓に住む村人たちを困らせていたそうです。大蛇を鎮めるため、慈光寺を開山した傑堂能勝禅師さまが祈祷すると、大蛇は山を下り、海へと向かって行ったといいます。大蛇がクネクネと曲がりながら下った跡が、滝谷川や能代川という話です。長旅の末、ついに大蛇は白山神社で息絶えてしまいます。

この大蛇は今、白山神社本殿裏に「蛇松明神」として祀られています。きっと今日も、卵がお供えされていることでしょう。

20181118_滝谷慈光寺
御本堂に至るまで、5回にわたって橋を渡ります。
こちらは欄干が木製で、苔生した雰囲気がお寺の参道にマッチしていました。
そして参道が町道であること、ここで今更のように知りました(汗)

20181118_滝谷慈光寺
お地蔵様も苔生して、参道にある様々なものから、歴史の古いお寺であることが伺えます。

20181118_滝谷慈光寺
最後の橋に差し掛かろうという時、今度は帰る消防車に遭遇しました。
古道に近代的な消防車の風景が、とても不思議に感じました。

20181118_滝谷慈光寺
▲三十三観世音菩薩

20181118_滝谷慈光寺
▲鳴滝不動尊
江戸時代より、明治・大正・昭和と多くの庶民の信仰を集めてきた鳴滝不動尊。当時のお堂はここから100mほど登ったあたりにあったそうですが、昭和42年(1967年)に発生した土砂崩れにより、現地に移されてあるそうです。

20181118_滝谷慈光寺
水の豊富な土地らしく、杉並木の参道もしっとりとした雰囲気がありました。
水の流れ落ちている場所を過ぎ、六地蔵尊の前を通り過ぎると、ようやく慈光寺境内に到着です。

20181118_滝谷慈光寺
見える山門は国の有形文化財。東方に持国天王、西方に広目天王、南方に増長天王、北方に多聞天王の仏法守護の四天王がの奉納されています。

曹洞宗 明白山 慈光寺

20181118_滝谷慈光寺
霊峰・白山の麓に座する曹洞宗の古刹・慈光寺。その創立年代は明らかではありませんが、古くから霊峰・白山の山岳信仰の中心地であったと考えられています。楠木正成の直孫・傑堂能勝禅師により、応永10年(1403年)頃に中興開山されたと伝わり、村上市にある耕雲寺(こううんじ)、西蒲区石瀬にある種月寺(しゅげつじ)、南魚沼市にある雲洞庵(うんとうあん)と並び、「越後往古四ヶ道場」のひとつとして繁栄してきたお寺です。

県内では回廊を残す曹洞宗寺院はとても珍しく、整った七堂伽藍をもつ(お寺を真上から見ると、修行僧が坐禅をしている姿に見えるそうです)貴重な寺院となっています。建物は宝暦5年(1755年)に起こった火災後に再建したもので、本堂は宝暦13年(1763年)、庫裏は宝暦9年(1759年)、禅堂及び衆寮、山門、回廊、経蔵は江戸時代後期の建築です。
国登録有形文化財は御本堂、庫裏、禅堂及び衆寮、山門、回廊、経蔵の六棟になります。

20181118_滝谷慈光寺
県内では珍しい、回廊を持つ寺院。

20181118_滝谷慈光寺
境内の至るところに、終わったばかりの消防訓練の名残りを感じました。
毎年この時期、有形文化財を守るために訓練が行われているのですね。

20181118_滝谷慈光寺
厳格な修行の場であったことが伺える坐禅堂

20181118_滝谷慈光寺
。。。かと思うと、衆寮では展覧会が催されているというギャップもまた魅力でした!

20181118_滝谷慈光寺
御本堂の裏手には白山。
凛とした空気の流れる境内に、時折警戒の声をもらすのは。。。

20181118_滝谷慈光寺
可愛いお寺の番犬さん。

基本的に、神社仏閣はペットの出入り禁止だと思っているので、Dawn太は車内待機させてここまで来ましたが、小型犬を連れた参拝客もあり、番犬さんに吠えられまくっていました。 

20181118_滝谷慈光寺
消防演習が終わった直後だったので、皆さん庫裏に集まって反省会(慰労会)の真っ最中。
いただきたかったけれど、この度はお忙しそうで御朱印も諦めました。

またいつか、季節を変えてお邪魔してみたいお寺さんでした。(Sunday, November 18, 2018)

20181118_滝谷慈光寺
慈光寺
五泉市蛭野870

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Comments 2

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カレイドスコープ  

苔むした素敵な杉並木ですね。
白山神社の蛇松明神の大蛇がここに所縁あるとは知りませんでした。

2018/11/27 (Tue) 11:22
そふぃあ

そふぃあ  

To カレイドスコープさん

立派なお寺さんで、参道の杉並木も立派でした。
白山にまつわる伝説は、まだまだありそうです。

馴染み深い白山神社の裏手に、さらに小さな社が複数祀られているのを知った時も驚きでした。
五泉の地までゆかりが広がっていたとは、私も今回はじめて知りました。

2018/11/28 (Wed) 07:08

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