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信州・小布施堂にて栗の点心「朱雀」をいただきました ~令和初の小布施新栗物語~

2019年09月20日
スイーツde部
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老舗 ご当地グルメ ワンコOK Dawn太4歳6ヶ月

さぁ、食欲の秋の始まりです。

小布施2019年新栗

今年も栗の名産地である信州小布施に、新栗の収穫時期がやって参りました。そして今年もまた、小布施のまちに秋の風物詩ともいうべき、アノ大行列ができる季節の到来です。

過去記事をめくってみると、2014年に初めて並んだ名物行列。雨の日もあった、平日にチャレンジした年もあった、だけど毎年凄い人気だった。6度目のチャレンジとなる令和元年は、末っ娘の文化祭振り替え休日と旦那の遅い夏休みの一日を利用し、三連休明けの火曜日に出掛けてきました。

話題の舞台は小布施堂

小布施堂の外観

趣ある佇まいが印象的な小布施堂本店。明治30年代に栗菓子の製造を始め、大正12年(1923年)に株式会社を設立した、言わずと知れた栗菓子の老舗店です。

この小布施堂が新栗のシーズンに仕掛けたのが、この時期限定、予約も持ち帰りもNGという、ここだけ限定の栗の点心「朱雀(すざく)」。年々話題が話題を呼び、たとえその値段が五割増しになっても、行列の勢いは増すばかり。

さて、我が家の「朱雀物語2019」はじまり、はじまりです。

まずは朱雀整理券をGETしよう!

朝8時の小布施堂付近

▲朝八時頃の小布施堂本店脇の駐車場「幟のひろば」の様子です。朱雀の販売は整理券制。並んでいるのはその整理券を求める人たちです。

我が家は毎年その日の早朝にしか自宅を出られないので、小布施に到着するのはいつもこの時間。だけど今年は三連休明けに日を決めたのが功を奏し、例年にない短め行列に逆にビックリでした。

朱雀行列の最後尾

いつも長野信用金庫の前まで行列になっいて最後尾につくのに、織の広場最奥で最後尾についたのは、通い始めた当初以来だったような気がします。

家を出てからずっと雨模様だったのに、小布施に着いて間もなく雨も止み、少し日差しも出てきて一安心でした。今年は気温も高めなので、この時期の小布施の早朝でも肌寒いこともなく、快適に行列待ちできました。

受け取った朱雀券

朱雀券の配布開始は休日は午前八時から、平日は八時半からとなっています。本店内に入ってすぐの場所が受付所。人数と商品の希望個数を申請し、料金を支払って朱雀券をもらいます。

近年は同じ時間に並んでも100番台ばかりで、二桁だったのは2014年以来。でも当時は休日に並んでも39番だったと記録が残りますから、ここ5~6年でどれだけ朱雀客が増加したのか、言わずもがなですね。

朱雀提供までの小布施散策

朱雀の提供時間までに時間あるので、その間の小布施散策も毎回の楽しみです。徒歩なら「高井鴻山記念館」や「北斎館」が近くておススメですし、少し足を延ばして「岩松院」で圧巻の天井絵を鑑賞するのも悪くないです。

ゲゲゲの鬼太郎とDawn太

毎年二度ずつ小布施入りしていた我が家は、目ぼしいところは見学済みなので、今回はブラブラと街散策で時間潰しでした。

小布施で出会ったワンコ

平日にも関わらず、我が家と同じように犬連れで観光していらっしゃる人にもお会いしました。

北斎館前にて
北斎館前にて

毎年お決まりのDawn太記念撮影スポットです。(2015年初めての記念撮影。パピ丼見てみる?)

新栗の時期に小布施を訪ねると、北斎館前にピンク色の秋明菊が咲いているので、ご近所に秋明菊が咲き出したのを見ると小布施に行きたくなる、パブロフの犬みたいな私です。(笑)

栗どっこ市に貼ってある小布施牛乳の案内
どっこ市にて

どっこ市では大粒の小布施新栗や、もぎたてのブドウが各種売られていますが…。

オブセ牛乳とDawn太

小布施にきたなら飲みたい「オブセ牛乳」。昔懐かしい瓶入り牛乳というところも嬉しいです。

栗の小径にて
栗の小径にて

同胎三兄弟で記念撮影したこともあった「栗の小径」。小布施のまちは、遊歩道に栗の間伐材が埋め込まれているのを多く目にします。

焼き栗機と栗苦離だるま

こんな風に、何気ない風景も小布施らしくて。栗のかたちをしたお店オリジナルのダルマが、「栗苦離だるま」とシャレたネーミングでした。

かんてんパパショップ小布施店前で休憩するDawn太
かんてんぱぱショップ 小布施店前にて

茅葺屋根が印象的な、古民家再生店舗の「かんてんぱぱショップ 小布施店」。広さもあって木陰もたくさんあるので、街歩きの休憩所にも良い場所でした。

かんてんパパショップ小布施店前で休憩するDawn太

このあと、今まで通ったことの無かった観音通り(ギヤマン横丁)を歩いていたら「パンと焼き菓子 ohana」という可愛いお店を見つけ、桜井甘精堂の栗あんを使ったという栗クリームパンなどを買ってきました。

陣屋小路に立つDawn太
陣屋小路にて

江戸時代中期の元禄14年(1701年)から正徳5年(1715年)までの15年間、徳川幕府の天領として、この地に陣屋が置かれていました。現在の国道403号(旧谷街道)から入るこの小路を「陣屋小路」と呼び、およそ100m西方(この小路の突き当り)に陣屋がありました。現在跡地には、陣屋の右手にあった稲荷社の石祠が残されています。

紀州みかん、甲州ぶどうと並び、小布施栗は「徳川三大果」のひとつといわれ、将軍家に献上された究極のブランド栗だったのです。

傘風舎前に立つDawn太
小布施堂栗菓子工場 傘風舎前にて

小布施堂にあって、江戸時代からの究極のブランド栗を加工する栗菓子工場が「傘風舎」です。

入り口脇には小布施堂のシンボルでもある、仙人が傘に乗って天の河を渡るというユニークな北斎の「傘風子図」が掲げられています。

栗菓子工場脇の路地に山積みの栗カートン

そしてこれも▲新栗時期の風物詩。傘風舎脇にうず高く積まれた栗カートンです。

カートンの中には小布施の新栗

カートンの中にはびっしりと、大粒な小布施の新栗が入っていました。

本当に大粒でずっしり!小布施特有の酸性土壌が、栗が大きく育つに適しているのだと、栗を売っているお店の人が話してくれました。

朱雀提供時間までのんびり待つDawn太

我が家の朱雀提供予定時間まであと小一時間。最後はのんびりと、木陰に入って順番が来るのを待ちました。

朱雀提供場所のひとつ小布施堂本宅にて

小布施堂本宅前にて

栗の点心「朱雀」を提供する場所は、小布施堂本店、または本宅のいずれかになります。

早朝から苦労して並んだ列先頭の方々は、本店に案内されるケースが多いと思いますが、通常営業時の喫茶利用でも入れる場所なので、私は朱雀シーズンのみ利用できる本宅でいただく方が好きです。特に、何度も来られない方は、是非、趣と特別感ある本宅を利用されると良いと思います。

これが行列に並んででも食べたい栗の点心「朱雀」

案内の時間は、いつも流石!と言わせるほど正確です。そして、席につけば程なく運ばれてくる…。

栗の点心朱雀
栗の点心 朱雀(1,500円 / お茶付き)

畑から新栗が届く九月半ば頃から僅かに一ヶ月の期間限定で提供される、爆発的人気を誇る究極の和スイーツ「点心 朱雀」。

予約無し、お取り置き無し、持ち帰りも無しの期間限定品。新栗の風味を損なわないためにも、客が席に座ってから隣接の菓子工場へ取りに走るという配慮までされているとか、いないとか。なので皆さん、辛抱強く順番待ちされるのです。

栗の点心朱雀

朱雀の中央部には、小布施堂特製の栗餡が僅かに仕込んであります。それを優しく包む素麺のように見える部分は、採れたての新栗を蒸して裏漉ししただけのもの。砂糖もつなぎも一切なく、新栗のみ15個程度が使われているといいます。

栗の点心朱雀

毎年同じ見た目の朱雀でも、その年の栗のでき具合によって味が微妙に異なります。

令和初の小布施栗は、これまで6回食べた中で一番甘かった!

例年ですと栗特有の渋みも感じて、中に栗餡の甘さがあって程よい甘さ加減にまとまるのですが、今年は栗餡の甘さが邪魔になるくらいに感じました。あんなに猛暑だったというのに、今年の小布施栗は暑さにも負けず、甘く、甘く育ったということですね。

この度一緒に出掛けた末っ娘。初めて朱雀を口にした時、まだ小学生のお子ちゃまでした。渋みも感じる朱雀を「大人の味」と言って以来、えんとつで提供される「モンブラン朱雀」は食べるけれど、「点心朱雀」は数年間遠慮していました。その末っ娘もJKになり再びチャレンジしてみましたが、栗が甘くてとても美味しかったようです。

犬連れにも嬉しい情報

Dawn太と朱雀

実は昨年の朱雀シーズン、犬同伴で利用できる席があると知り、今回、受付の際に犬連れである旨を告げてみました。受付の方の反応も上々でしたし、案内係にもしっかり伝わっていて、希望の縁側席に案内してもらえました。

この席、パピ丼を連れてきた2015年に旦那と一緒に座った席でした。同伴できると知っていたら、パピ丼も一緒に連れてきてあげれば良かったんだ…。

二人席なので、グループで行った場合には利用できないかも知れません。しかし、朱雀シーズンは寒暖の差の大きい時期でもあって、暑い車内に留守番させるのが負担になる日もあったので、同伴できる場所が用意されているというのは有難いことだと思いました。

朱雀越しのDawn太
丼:あっ、ちび姉ちゃんも食べてる!

食べ待ち中のDawn太
丼:ボクのは?

我が家は旦那がスイーツ類を食べない人なので、近くで待機というかたちでしたが、椅子やお茶まで用意していただいて、至れり尽くせりでした。

おしまいに

小布施堂の栗の点心朱雀

今年は選んだ日も良く、3時間程度の待ち時間でいただくことができました。平日だったこともあり、この日はゆっくりとお昼前後に「朱雀販売終了」の案内が出たと記憶しています。

朱雀提供期間後半に向かい、整理券を求める列は長蛇になり、完売までもあっという間です。興味のある方は是非お早目に。今年はそのままでも甘くて美味しい、小布施の新栗が待っていますよ。

ご馳走様でした。(Tuesday, September 17, 2019 / Dawn太 生後1,667日)

朱雀案内板と本宅の縁側

小布施堂「栗の点心 朱雀」2019

  • 販売期間 2019年9月10日(火)~10月20日(日)
  • チケット販売場所 小布施堂本店
  • チケット販売時間 平日8:30~(土日祝は8:00~)
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そふぃあ
Posted by そふぃあ
最後までお読みいただきありがとうございます。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません
画像のお持ち帰りは固くお断りしております※

コメント(8)

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つばき  

2019/09/20 (Fri) 18:32

珍しい点心

その形と言い、こだわりと言い、一生に一度は味わいたいです。

そふぃあ  

2019/09/20 (Fri) 21:31
そふぃあ

To つばきさん

こんばんは。
毎年食べに行ける、今の自分の環境が有り難いです。
栗そのままの味が伝わるスイーツ。栗好きにはまたりません。

メルみくママ  

2019/09/21 (Sat) 05:40

ほぉ♥

この季節なんですね~♪

いつもこのスイーツを見ると
秋が来たと感じます♪

がしかし、モンブランが苦手な
私ですが、きっとこれは美味し~に
違いないと(別物)だと思ってます(笑)

いつか、行ってみよう(。-∀-)

kuneko  

2019/09/21 (Sat) 08:36

はじめて見ました

栗だけの洒落たスイーツ
はじめて見ました😃

見ているだけで食べてみたくなる!
皆さん、知っているだけに行列が(○_○)!!
持ち帰りも出来ない、そこで食べる美味なお菓子に魅了されるのですね♪
犬連れてもOKだなんて嬉しい!

長野まで遠出今は無理なので
いつか行ってお口の中に広がる
栗の味を堪能したいな♪

そふぃあ  

2019/09/22 (Sun) 07:20
そふぃあ

To メルみくママさん

こんにちは。
9月も中旬になると、秋の味覚も一斉に登場ですね。
そう!これ、見た目モンブランみたいですけど、子どもでもはっきりと違いが分かる別物です。
人気スイーツ、いつか是非。

そふぃあ  

2019/09/22 (Sun) 07:23
そふぃあ

To kunekoさん

こんにちは。
期間限定、そこだけ限定って魅力ですよね。
栗のできで味が微妙に違ってくるお菓子なので、その年の栗の味を確かめるにも良いお菓子です。
待ち時間に小布施散策も楽しいので、いつか是非!

kyonzy  

2019/09/24 (Tue) 16:09

相変わらず凄い行列ですね。
でも、蒸し栗を漉しただけと聞けばその美味しさは想像に難くないですね。
その年の栗の出来ばえによって美味しさも変わるでしょうから、毎年味わいたくなるのは当然です。
しかし、いつ見てもこの朱雀、モップ犬を思い出してしまうのは私だけでしょうか(笑)

そふぃあ  

2019/09/24 (Tue) 16:34
そふぃあ

To kyonzyさん

こんにちは。
モップ犬に爆笑してしまいました。
目の前毛があるモップ犬に見える、見える。

小布施堂で栗餡を買って、小布施栗を買って、自分で蒸して裏漉ししたって似たような味になると思うのに、そこでしか味わえないという特別感も、長蛇の列を生み出す要素になっている気がします。
並んで食べると達成感も半端ないし!