attention admin about comments trackbacks you may also like

【大崎八海そば 松よし 大崎本店】布海苔とオヤマボクチ繋ぎの二八そばを味わう

2019年10月28日
イケ麺パラダイス
14
老舗 地産地消 料理 そば

午前中に雨の残った日曜日は、来年のウォーターシーズンに向けて南魚沼までちょっと偵察に。

また昼食の時間を大きく外してしまい、手っ取り早いところで知っているラーメン店を目指していましたが、国道沿いにあった看板に呼ばれたような気がして(笑)初めてのお蕎麦屋さんへと導かれるようにお邪魔しました。

大崎八海そば松よし大崎本店のへぎそばと舞茸天ぷら

落ち着ける空間の中、他とはまた一味違った手打ちそばを味わって参りました。

八海山麓にて半世紀以上にわたり魚沼の味を守り続ける「大崎八海そば 松よし」

南越後の霊峰・八海山をバックに、南魚沼市(旧大和町)大崎地区に店舗を構える「大崎八海そば 松よし」。昭和30年創業という老舗店で、手打ち蕎麦や手打ちうどんをはじめ、地元の美味しいコシヒカリや、旬食材を使った料理が楽しめるお店です。

同じ南魚沼市内(国道17号沿い五日町)に「松よし 寺尾店」もありますが、この度お邪魔したのが「本店」になります。

大崎八海そば松よ大崎本店の外観

大崎地区と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、南魚沼の伝統冬野菜「大崎菜」。寛文年間の頃から栽培が始まったといわれる小松菜の改良種で、およそ三百年前に江戸から伝わったとされ、この大崎地区で栽培が始まったので「大崎菜」と呼ばれています。

大崎菜を育てるのに大切なのが、一年を通して水量豊富に湧き出す地元の清水「滝谷の水」。地区の水道水として使用されていた時代もあるという水です。

【Part17】大崎滝谷の水

八海山の麓、大崎地区にある大前(おおさき)神社にお邪魔しました。...

水と蕎麦は切っても切り離せないもの。美味しい水のあるところ、自然とお蕎麦への期待感も増します。苔むす蹲踞(つくばい)を眺めつつの入店でした。

少人数から各種宴会まで可能な店内

松よし中待合からの様子

休日の午後一時過ぎの入店。店内満席のようで、中待合で少し待ちました。

お店は最大48名まで収容できるお座敷から、個室・カウンター席と様々あり、襖が閉まっていて内部は確認できないものの、個別の入口が設けられているようでした。

8席あるカウンター席
壁に貼られていた新潟和牛のポスター

実は松よしさん、夜の部限定メニューも多数取り揃えられています。8席あるというカウンタバーの後ろには、清酒八海山の銘柄がずらりと。地域限定、数量限定酒の銘も見えます。にいがた和牛と一緒に一杯!なんて、それもまた贅沢で良いですね。

案内された個室

あまり待たずして我が家が案内されたのは、6~8人で使える個室でした。壁に掛けられていたのは、浦佐毘沙門堂を描いた版画。地元愛をも感じます。

魚沼の味「大崎 八海そば」をいただく

サービスされたお茶とおしぼり

それぞれに蕎麦を注文したので、料理の提供まで25分ほど待ちました。

松よしのリーフレット
大崎八海そばについて

松よしさんで提供される蕎麦は「大崎 八海そば」といい、地元・魚沼産のそば粉に、青森県産の布海苔と魚沼産のオヤマボクチ(山ゴボウの葉)を繋ぎに合わせた二八そば。半世紀以上にわたって代々受け継がれてきた製法で、毎日丁寧に打ったそばを提供しているそうです。

松よしのへぎそばと舞茸天ぷら
へぎそば二人前と舞茸天ぷら

一枚板のテーブルに、次々と運ばれてくる我が家の注文品。

松よしのへぎそば

新潟の蕎麦といったら、何といっても「へぎそば」が有名でしょう。「へぎ」は蕎麦の名前ではなく、蕎麦が入っている杉の器のことをいいます。食べやすいように、小さく丸めて盛り付けてあるのも特徴のひとつです。

松よしさんの「へぎそば」は、二人前1,600円。一人前8振り相当とおまけが入っていました。

八海そばリフト

繋ぎに布海苔が入っているのに、ガシガシしない蕎麦は久しぶりだった気がします。きっとこれが「大崎 八海そば」の特徴なのでしょう。茹で過ぎでは無いのでしょうが少し柔らかく感じ、太めな蕎麦なので、のど越しというよりももっちりとした弾力が楽しいのだと思いました。

かつお出汁の良くきいた、少し甘みも感じる麺ツユの味が私好みで、お蕎麦にもよく合って美味しかったです。

舞茸天ぷら
一口大で揚げてある舞茸天ぷら

蕎麦に天ぷらは欠かせない県民(笑)注文したのは舞茸天ぷら(600円)。大きな舞茸でしたが、一口サイズにカットされて揚げられていました。

山の幸も豊富なお土地柄。近くには某舞茸工場もありますし、秋にいただくキノコ料理はまた格別。

変わり種メニューも

ピリ辛ねぎ豚つけ蕎麦
ピリ辛ねぎ豚つけ蕎麦(950円)

末っ娘が注文していたのはちょっと変わり種の、冷たい蕎麦を温かいツユでいただく「つけ蕎麦」メニュー。同じくつけ蕎麦メニューには「野菜かき天つけ蕎麦」などもありました。

〆のそば湯
さらっとしたそば湯を湯のみに注いでみた

〆のそば湯はさらっと系。麺ツユで割るとツユの方が強い感じなので、湯飲みに注いで少しの塩と楽しむのが良いかも知れません。

おしまいに

津南方面に出掛けた際、同じように布海苔とオヤマボクチ繋ぎの二八蕎麦をいただいたことがあります。同じ繋ぎ食材を用いていても、松よしさんの蕎麦はまた少し独特。地元食材を使い、地元の名の付いた手打ちそば。落ち着いた個室で、ゆったりとした気持ちでいただくことができました。

寒くなって提供が始まっていた季節限定の「龍谷寺けんちん」(10月~3月)や「けんちんそば」。そして真冬に楽しめる「大崎菜おひたし」(1月~3月)。この日はチョイスを外してしまったけれど、注文の際に迷った「八色しいたけの天ぷら」と、地元ならではの味もまだまだあります。

何よりも、小盛のかけそばにご飯やおかずが付く、平日限定のランチがお得で美味しそうでした。こちらもまたいつか。

ご馳走様でした。(Sunday, October 20, 2019)

暖簾のかかった松よし店内

大崎八海そば 松よし 大崎本店(創業昭和30年)
新潟県南魚沼市大崎3389-1 ※地図

【おまけ情報】松よしから徒歩で行けるおすすめスポット

大崎八海そば松よしすぐ近くにある龍谷寺

境内にあり、インドグプタ王朝の様式を取り入れた独特の雰囲気を持つ建物「慈雲閣観音堂」が印象的なのは、松よしさんから徒歩1分の場所にある曹洞宗のお寺「龍谷寺(りゅうこくじ)」。初めて松よしさんを訪ねる際は、この龍谷寺さまを目印に来られるのが賢明かも知れない程の近距離に位置します。

こちらのお寺では、越後のミケランジェロと称される石川雲蝶の作品を見学することができます。食欲の秋のあと、芸術の秋にどうぞ!

龍谷寺(南魚沼)

越後のミケランジェロ、石川雲蝶を訪ねる旅。。。八海山の麓にある南魚沼有数の名刹、曹洞宗 龍谷寺にお邪魔しました。本堂正面、扁額下の彫刻。龍谷寺の境内にある慈雲...

関連する記事
そふぃあ
Posted by そふぃあ
最後までお読みいただきありがとうございます。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません
画像のお持ち帰りは固くお断りしております※

コメント(14)

There are no comments yet.

さえき奎  

2019/10/28 (Mon) 13:07

どのメニューも美味そうです

私は蕎麦も大好き人間なんですよ(笑)。
どれも食欲をそそりますが、ピリ辛ねぎ豚つけ蕎麦がすごく美味そうですね。
関東では温かいつけ汁の蕎麦は、かなり一般的で人気メニューです。
写真にある「ふのり」がなつかしいです。
北海道ではみそ汁の具によく使われていて私も子供の頃から大好きでした。
今でも時々作ったりします。

NOB  

2019/10/28 (Mon) 21:35

こんばんは。

盛りソバではなく「へぎそば」ってところがいいですね!
こちらでは見る事ないです。(;^_^A
一度は本場物を食べたいですね!
薬味はやっぱり「からし」なんですか・・・?

八海山も気になるなぁ~(笑)

柴犬マイア  

2019/10/29 (Tue) 06:39

美味しそうですね

このそばの盛り付け方、テレビで見たことがあります。
この店だったのかは憶えていませんが・・・。
そふぃあ地方に行ってみたくなりました。

そふぃあ  

2019/10/29 (Tue) 07:38
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。
この変わり種、関東圏から入ってきたメニューなのですね。
若い世代には、肉も一緒に食べられるので魅力だったようです。

海藻というと旬が春なので、私にとっては、ようやく雪解け時期がやってくると思える食材でもあります。
こちらでは繊維製品作りが盛んで、染色の際、色を付けない部分に布海苔を用いていました。
それを蕎麦のつなぎに応用して、布海苔そばが誕生しています。
地域産業にも食文化にも一役買っている布海苔です。

そふぃあ  

2019/10/29 (Tue) 07:43
そふぃあ

To NOBさん

こんにちは。
器の名前からご当地色豊かです。
大きなへぎに人数分そばを盛り、みんなでワイワイといただきます。
今の時代は何でも手に入るので、薬味はワサビのお店も多いですが、老舗にいくと、からしが出てくるところもあります。
リクエストすると、両方用意してくれるサービスの良いお店も。

お膝元ということもあり、八海山は銘柄が揃っていましたよ。
我が家もお正月に、八海醸造の冬限定酒などいただく年もあります。

そふぃあ  

2019/10/29 (Tue) 07:48
そふぃあ

To 柴犬マイアさん

こんにちは。
地域色もある食べ物なので、県民番組なんかにも取り上げられていたりしますね。
大人数で食べるへぎそばは、食卓を囲む姿も迫力あります。
いつか体験してみてください!

mizu  

2019/10/29 (Tue) 10:21

こんにちは

美味しそうですね。
蕎麦好きの私にはたまりません。
八海山を飲みながらゆっくり堪能してみたいです。

さいさん  

2019/10/30 (Wed) 06:59

へぎ蕎麦はいつか食べてみたい!
こちらは蕎麦より、うどんやラーメンのお店が多いです(^_^メ)

kuneko  

2019/10/30 (Wed) 12:45

美味しそう

ここ最近訪問して居ない内にテンプレート変わりましたか?
いつの間にか皆さん変化が。。。

お蕎麦美味しそうです!
そして舞茸の天婦羅が(゜ρ゜)
この前旅行で旦那が舞茸の天婦羅付きのお蕎麦食べていて分けて貰ったらおいしかった。
近所のお蕎麦屋さんは。。。でした。

何時も紹介されているお店どこも美味しそう!
近所だったら行きたくなります(*´∇`)

そふぃあ  

2019/11/01 (Fri) 17:49
そふぃあ

To mizuさん

こんにちは。
戸隠のそばも美味しいですが、新潟のそばも美味しいお店が揃っていますよ。
八海山を飲みながらいただくのもまた、新潟ならではで乙なものでしょう。

そふぃあ  

2019/11/01 (Fri) 17:50
そふぃあ

To さいさん

こんにちは。
大勢で食べるへぎそばは醍醐味ありますよ。
いつか是非。

新潟もラーメン県ですが、お蕎麦屋さんも多いんですよ。

そふぃあ  

2019/11/01 (Fri) 18:02
そふぃあ

To kunekoさん

こんにちは。
テンプレート変更しました。
トーン的に秋らしいし、目にも優しいダークモードにしてみました。

お蕎麦屋さんの記事、拝見しましたよ。
三段重ねはお得感ありましたし、舞茸天ぷらも美味しそうでした。

山の方に行くと、天然ものの大きな一株の舞茸が売られていたりします。
お値段五桁ですけど、風味良くて美味しいことでしょう。

kyonzy  

2019/11/06 (Wed) 09:32

つやっつやのお蕎麦ですね!私は、個人的には十割より二八の蕎麦が好きなんです。
このツヤの輝きが素晴らしいです。
オヤマボクチいりのお蕎麦はまだ食べた事が無くて、いつか食べてみたいです(^-^)

そふぃあ  

2019/11/06 (Wed) 11:24
そふぃあ

To kyonzyさん

こんにちは。
艶々で綺麗なお蕎麦でした。
オヤマボクチは繋ぎにするまで手間暇掛かって大変なようです。
津南などでも食べられますので、検索して、いつか是非味わってみてください。