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【甲州ほうとう 小作】第一号店「双葉バイパス店」にて甲州名物ほうとうランチ

2019年11月19日
イケ麺パラダイス
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ご当地グルメ 老舗

山中湖近くにあるドッグリゾートWoofでの開催され、Dawn太の出身犬舎のワンコたちが集った「お里会」。時間いっぱい遊んだので、二日目の日程を終える頃にはすでに時刻はお昼時。ここからまた5時間ほどかけて帰途につくわけですが、「腹が減っては帰宅もできぬ!」と、この度は三兄弟の家族揃って、お昼はWoof近くにあるお馴染みの「ほうとう」のお店を目指しました。

昼時はいつも超満員な「甲州ほうとう 小作」

三連休最終日の昼時ということもあり、Woof帰りにいつも利用する「 山中湖店」に着いてみると、すでに店内外は大勢の人の姿があって大混雑の状態。見れば、駐車場には先に帰られたエル家の姿があり「11時に来たのに38番待ちで…。」と仰っていたところをみると、多分すでに一時間待ちのご様子。

私たちもウェイティングボードに記名してみたものの43組待ちの状態で、経験則上これから1時間半~2時間待ち、料理が出てきて食べ終えると午後3時近くになってしまうのでは…と。
関東方面に帰られる方々は周辺地を早めに抜けないと大渋滞に巻き込まれてしまうため、この度は同胎三家族での小作ランチは諦めることになり、ここで皆さんとお別れとなりました。

しかし、山梨へ来るのも年に一度の我が家。やっぱり小作のほうとうは諦めきれず、次は「河口湖店」へと行ってみるも、午後1時半ではまだまだ昼食ピーク時で、満車のため敷地内に入ることさえ叶わず撃沈。

三度目の正直で救われた… 神々しささえ感じた「双葉バイパス店」

甲州ほうとう小作 双葉バイパス店の外観遠景

さらに一山越えて三ヶ所目に訪ねたのは、以前、お土産購入に立ち寄ったことのある中央自動車道・双葉サービスエリアにもほど近い「双葉バイパス店」

すでに時刻は午後2時半。この時間帯なので、着いてみると良い具合に駐車場が空いていて、ここでようやく念願の小作ほうとうにあり付けそう!しかもこのお店、以前から小作を訪ねる度に気になっていた「第一号店」だったのです。

この地からはじまった「甲州ほうとう 小作」の歴史

甲州ほうとう小作 双葉バイパス店の外観

山梨県甲斐市にあり、大きな看板と大きな水車が目印の「双葉バイパス店」。店脇を国道20号(甲州街道)が通り、その反対側には釜無川が流れる環境にあります。

甲州ほうとう 小作は、山梨県の郷土料理「ほうとう」をメインに提供する郷土料理レストランで、現在は山梨県と長野県に10店舗を展開しています。創業当時から受け継がれているオリジナルの麺とオリジナルの味噌。伝統の味を守りつつ、近年ではスープのアレンジや具材のバリエーションも増やし、観光客の取り込みにも成功しているお店です。

その第一号店が「双葉バイパス店」であり、ここが創業の地なのです。

創業当時の一号店の写真展示

最初の入口入ってすぐの壁には、昭和47年(1972年)創業当時の双葉バイパス店の姿が写された写真パネルが展示されていました。

創業当時の小作双葉バイパス店の古写真

店の目印となる大きな水車はそのままに、今よりもずっと小ぶりで一服茶屋といった印象を受ける、古民家風の建物だったようです。

禅僧の手により中国から日本にもたらされた「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源と言われ、武田信玄が野戦食として用いたことから甲州地方に広く根付いたと言われています。

甲州ほうとう 小作

ほうとうの歴史にも諸説ありますが、こちらのお店ではこんな風に説明されています。また、山がちな土地柄ゆえに水田が少なく、米の代わりに小麦を食す文化が根付いたという説もあるようです。

平成19年(2007年)には農林水産省による「農山漁村の郷土料理百選」の一つにも選ばれている、山梨県民のソウルフード「ほうとう」。山梨県内にはほうとうを食べさせる店が多々ありますが、苦手なはずの私がハマってしまい、自分でも作ってしまうほど大好きなほうとうメニューがあるので、山梨まで来たからにはやっぱり、小作のほうとうを食べずには帰れないのです。

ど~んと450名収容可能な現在の第一号店内の様子

小作双葉バイパス店の大座敷の様子

囲炉裏席あり、小民具あり、ぶち抜きの大座敷になっている小作店舗。双葉バイパス店では二階席もあって、個室・椅子席なども設けられており450名収容可能。駐車場も100台分の駐車スペースが確保されています。

大座敷正面に掲げられた熟瓜餺飥の文字

そして大座敷の真正面の壁には「熟瓜餺飥かぼちゃほうとう」の文字が掲げられているのも、小作ではお馴染みの光景。

古い箪笥を眺めながらの席に着く

「お好きな席へどうぞ」と案内されて座ったテーブルの脇には、厨房との目隠し役も兼ねた、歴史を感じる箪笥が置かれていました。

小作双葉バイパス店のメニュー表

メニューの表紙が木製で、とても風情がある感じです。

この日はすでに完売になっていましたが「牡蠣ほうとう」などの贅沢な季節メニューもありました。また、メニューはほうとうのみならず、この地ならではの珍しいものやご当地B級グルメなども用意されています。

小作こだわりのほうとうを食す

小作の豚肉ほうとうと小豆ほうとう

右はおやつの「小豆ほうとう(1,200円)」、左は昼食の「豚肉ほうとう(1,400円)」

料理は15分ほどで運ばれてきました。消費税が上がった関係で、小豆ほうとうが昨年よりもお値段50円増しになっていました。

ベースは全て「かぼちゃほうとう」

小作の豚肉ほうとう

値段設定は小作各店で一律ですが、盛り付けは各店舗で多少違うようです。双葉バイパス店の豚肉ほうとうは、これでもか!と小口ネギがたっぷりとのっているのが印象的でした。

一つ一つ鉄鍋で調理するのも、小作のこだわりのひとつです。

小分けにしてみた豚肉ほうとう

豚肉ほうとうには「豚肉」が、鴨肉ほうとうには「鴨肉」が入っているだけで、どのほうとうも基本形は優しい味噌味ベースの「かぼちゃほうとう」です。

豚肉ほうとうだって、入っているカボチャはこの大きさ。そのほかにも、里芋、じゃがいも、人参、白菜、椎茸、ゴボウ、ワラビ、絹さやなどなど、とにかくゴロゴロ具沢山。大きめ野菜は二個ずつ入っているので、二人でシェアして食べても満足できるくらいにボリュームがあります。

甘味感覚でいただける変わりダネ「小豆ほうとう」

小作の小豆ほうとう

私がどうしても小作でなければならない理由が、他店のメニューにはない、この小豆ほうとうが食べたいからなのです。餡子もの苦手なのに(笑)

旅先で出会うこともあり、疲れた身体にこの甘さが何とも有難い。太麺のモチモチともよく合うのでクセになる美味しさなのです。しかも、箸休めに付くしょっぱめな「きゃらぶき」がまた良い。

きゃらぶきが無くなってしまうと、少し残しておいた、野菜の旨味たっぷりな豚肉ほうとうの汁を合間に飲んで、甘い、しょっぱいのエンドレス。すっかりお昼が遅くなった日だったので、文字通り「三時のおやつ」に小豆ほうとうでした。

ご馳走様でした。

おしまいに

帰り道にあることから、今回偶然に入ったお店が「第一号店」だったというのもラッキーでした。

小作はどの店舗も通し営業なので、いつでも温かく向かい入れてもらえ、お昼を食いっぱぐれた観光客にも有難いお店です。しかも数少ないチェーン展開の店なので、何処の小作に入っても味は安定していて折り紙付き。休日の昼時は何処も大混雑するようですので、我が家だけで利用したい場合に長い待ち時間が嫌なら、その時間を利用して双葉まで来てしまえば、のんびり楽々と食事ができることもわかったのも、先の二店舗の大混雑が教えてくれたことでした。

お腹いっぱいになって店を出ると、真正面にはさっきまで雲に隠れていた富士山の山頂部がクッキリと!しかも、綺麗なシースルーの月まで出ていて、何とも印象的な風景に出会えて感動的な山梨旅の終わりでした。

----- Monday, November 4, 2019 -----

小作双葉バイパス店から見える富士山と三日月

甲州ほうとう 小作 双葉バイパス店(昭和47年5月創業)
山梨県甲斐市下今井3001 ※地図

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そふぃあ
Posted by そふぃあ
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コメント(6)

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mizu  

2019/11/19 (Tue) 16:30

こんにちは

甲州名物をお待ちしておりました^^
小豆ほうとうは初めて知りましたね。
今度は小作さんに寄るために山梨経由で帰省しようと思います。

さいさん  

2019/11/19 (Tue) 19:50

ほうとうって食べてみたいんだよね!
美味しそう🎶

kyonzy  

2019/11/20 (Wed) 00:22

ほうとう大好きです♪
基本的にはかぼちゃベースですよね。でも、あのほっこり美味しい味がどんな具材とも合うんですよねー。

そふぃあ  

2019/11/20 (Wed) 07:02
そふぃあ

To mizuさん

こんにちは。
今年も名物食べてから帰宅しました。
小豆は珍しいでしょ。小作ならではなんです。
お餅が太麺に変わっただけで、違和感なく、美味しくいただけます。
いつか是非。

そふぃあ  

2019/11/20 (Wed) 07:04
そふぃあ

To さいさん

こんにちは。
グツグツ煮込んで食べる麺なので、のびなくてアツアツで美味しいですよ。
ウチの方でもそれらしい麺が売っていますが、やっぱりお店で食べるのが一番です。

そふぃあ  

2019/11/20 (Wed) 07:07
そふぃあ

To kyonzyさん

こんにちは。
これからの寒い時期、家でも真似して作りたくなる料理です。
カボチャ苦手だった私ですが、ほうとうとジェラートのカボチャは別格です。
あのモチモチ麺、また食べたくなりました。