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能生会場【第19回糸魚川荒波あんこう祭り】地元高校生大活躍!あんこうつるし切り実演編

2020年01月29日
お出掛け
10
出番待ちのあんこう女子

道の駅マリンドリーム能生を舞台に、この日曜日に開催された「第19回 糸魚川荒波あんこう祭り」

前記事「大鍋あんこう汁の販売」から、次のイベントである「あんこうつるし切り」まで少し時間が空くので、メーンイベントでも活躍してくれる地元高校生たちの販売ブースや周辺関連施設などをご紹介してから、冬の味覚「あんこう」を目でも楽しんでみようと思います。

能生会場名物 新潟県立海洋高等学校販売ブース

新潟県立海洋高等学校販売ブース

道の駅がある糸魚川いといがわ能生のう地区は古くから漁業の盛んな町で、地元には全国でも珍しい、海のプロを育成する水産高等学校があります。

水産学校の歴史は古く、明治31年(1898年)尋常高等小学校で水産の授業が行われたことに端を発し、戦後の昭和23年(1948年)新潟県立能生水産高等学校が設立されます。現在の海洋高等学校となったのは平成5年(1993年)のことで、学生たちが創意工夫した水産加工品の開発などでも、一躍名をはせる学校(会社)となっています。

株式会社能水商店の商品がズラリ!

水揚げされた水産物が加工され、消費者が手にするまでの実習を行うために設立されたのが、海洋高等学校の生徒たちが携わっている「株式会社能水商店」です。

海洋高校が開発した「最後の一滴」ほか商品

その代表格ともいうべきは、鮭の魚醤「最後の一滴」。生物資源研究部の生徒たちが能生川に遡上する鮭を使い、平成25年(2013年)に開発した人気商品です。

「甘えび」「あんこう」「にぎす」「ぶり」まで!今では魚醤シリーズも、随分とラインナップが増えました。

甘えび醤油を使った海苔の販売

海洋高等学校の販売ブースには、毎年、明確な売り込み商品があるのですが、今年の一押し商品は「甘えび醤油味付のり」。能生漁港直送の甘えびから作った魚醤「甘えび醤油」をしみ込ませた、甘えびの風味香る味付け海苔です。

販売を担当していた生徒さん、一生懸命に商品説明してくださいました。

買ってみた

甘えび醤油味付のりと甘酒

甘えび醤油味付のりは「8切56枚」と「8袋入り」のラインナップがあり、8袋入りの方を購入してみました。

塩気も程よくてそのままでも美味しいですし、もちろんご飯のお供にも。ふわっと香る甘えびの風味が食欲をそそります。

甘酒とDawn太

海洋高等学校の販売ブースで売られていたので、一緒に甘酒も買いました。

久しぶりに飲んだ酒粕から作った甘酒。運転手むきでは無いと書かれていたけれど、しっかりアルコール分を飛ばして作ってありました。ちょっと独特な味わいでしたが、美味しかったです。

珍味・海の幸のアイスクリーム@リーフキッチン♪

----- Sunday, January 25, 2015 ---------- あんこう祭りの帰りに「マリンドリーム能生」に立ち寄った時の話になります。ただ単に、今まで立ち寄ったことの無い場所だったので、ちょっとした好奇心から寄り道した場所でしたが、アイス食い...

マリンドリーム能生の中にあるカフェレストランでは▲海洋高等学校の生徒さんが開発した、マコンブ入りで磯の風味豊かなアイスも販売されています。こちらも珍しくてオススメです。

海洋公園と越山丸

青空の下のDawn太

さて、商品購入しやって来たのは、マリンドリーム能生の真裏に広がる海洋公園です。

越山丸とDawn太

海洋公園脇には、海洋高等学校(旧県立能生水産高等学校)の実習船であった「越山丸」の雄姿が見られます。

昭和55年(1980年)から平成7年(1995年)までの15年間、生徒さんたちの実習船として活躍し、その後「海の資料館・越山丸」としてここにあります。

越山丸とDawn太

12月から3月いっぱいの冬期間は、見学もお休みになってしまいます。いつか見学してみたいと思っていますが、なかなか実現しなくて(汗)

越山丸の船尾とDawn太

今年こそは!

Dawn太を車内待機させるのが一番の問題だから…なんだけどね。

冬なのに穏やかな日本海

お天気も良くて程よく気温も上がり、真冬の日本海ではないような、穏やかな海が広がっていました。

飼い主さんを肩を並べて海を眺めているゴールデンレトリバー

我が家と同じようにイベントに同伴し、公園内を散歩しているワンコも多かったです。

二足立ちのワンコ

急いで、急いで!
メーンイベント始まるよ~

能生会場おたのしみ・その3 海洋高等学校生徒による「あんこうつるし切り実演」

あんこうつるし切り実演前の会場内の様子

今年も定刻の12時半になると、特設ステージ上では「あんこうつるし切り」の実演がされました。

あんこうが吊るされる光景も珍しいですが、あんこうをさばく様子が目の前で見られるとあり、開始時刻が近づくにつれ、ジワジワと場所取り合戦が繰り広げられます。

今年のあんこう解体者も、地元・海洋高等学校の生徒さん。ここでも海洋高等学校は大活躍です。

海洋高等学校生徒によるあいさつと売り込み

イベントの開始に先立ち、海洋高等学校の生徒代表が挨拶されていましたが、自社商品「最後の一滴」の売り込みも忘れずされていました。

上から眺めるつるし切り会場内の様子

今年はお天気良くて見物人も多く、子どもに見せようと肩車をする人、脚立にのって撮影するアマチュアカメラマンや取材カメラマンなどあり、いつもの場所からは殆ど見えなくなってしまったので、急遽移動し、また違った角度から「あんこうのつるし切り」を楽しみました。

あんこう豆知識

あんこうはアンコウ目アンコウ科の深海魚で、日本で捕れるあんこうは主に「クツアンコウ」と「キアンコウ」の二種類です。糸魚川をはじめ北日本で捕れるのが、特に美味しいとされるキアンコウになります。

あんこうの表面がツルツルして扱い辛いこともあって「つるし切り」がされますが、魚屋の店先に吊るすことであんこう水揚げの周知にもなり、それを見た人々が鍋を持って買いに来るという、看板代わりの役目もあったそうです。

10Kgほどのあんこうが美味しいと言われますが、それは魚屋さんがまな板の上でも捌ける扱い易い大きさというだけで、あんこうの味的なものは、個体の大小や季節では全く変わらないそうです。あん肝が肥大するのが産卵前の真冬の頃なので、この時期にあんこう人気が高まります。

この日の実演で登場したあんこう女子は、近年の能生会場において一番大きなサイズであった23.7㎏でした。実は、あんこうのオスは成長しても2~5Kg程の大きさで、それ以上になる個体は全てメスです。つまり、私たちが食用として目にするあんこう全てがメスなのです。小さなオスが繁殖を終えると…。それはちょっと可哀そう過ぎて、ここでは言えません(涙)

能生会場初!だった、女子高校生によるあんこう解体ショー

海洋高等学校女子生徒の登場

イベント本番になってステージに上がってきたのは、細身で可愛い今時のJKでした。

実は、糸魚川荒波あんこう祭り・能生会場において、地元の海洋高等学校の生徒さんがあんこうを解体するのは、今年で三回目のことになります。

初年度は、当時二年生だった男子生徒が見事な腕前を披露しており、二年目であった昨年、同じように二年生であった女子生徒がステージに上がる予定になっていたのですが、なんと!インフルエンザに倒れてしまい、前年度に解体ショーを披露した男子生徒がピンチヒッターになるというハプニングがありました。

三年目にして初めての、能生会場での女子高生による「あんこう解体ショー」となりました。

つるし切り実演と七つ道具

あんこうには「七つ道具」と呼ばれる部位があり、つるし切りでも1つ1つ確認しながら解体がすすみました。

今年は、場内マイクの調子悪く、何の説明も聞こえてこなかったのですが、これまでの経験から、女子高生によって外されていく七つ道具の様子など、書き添えてみようと思います。

トモ(ヒレ)

ヒレを外す

あんこうの両腕に該当するのがこの大きなヒレですが、あんこうは水中をスイスイとは泳ぎません。胸の中央部分に小さな手のようなものがあり、これで地底を蹴って移動します。

カワ(皮)

あんこうの口元に包丁目を入れる

次に、あんこうの口元に包丁目を入れ、一気に皮を取り除きます。

鍋に入っていたあんこうの皮はプルップル。酒のつまみに酢味噌和えなどでもいただきますが、食ツウからも愛されるのがあんこうの皮です。

背中側の皮を剥ぐ女子高生

腹側の皮を取り除いたあと、今度は同じように背中側の皮を取り除きます。

場内の掛け声とともにあんこうの皮がはがれる

場内からの「ヨイショ!」の掛け声とともに、一気に下に向かって皮を剥いでいました。

なかなか力のいる作業ですが、綺麗にツルン!と丸裸になりました。

キモ(肝臓)

取り出したあん肝を高々とあげて見せる女子高生

海のフォアグラとも呼ばれるあん肝の登場です。皆さんその美味しさをよくご存じのようで、取り出されると場内拍手が起こっていました。

三月以降になると、あんこうは次の世代へ命を繋ぐため、卵巣にたくさんの卵を持つようになります。卵を大きくするために肝臓が肥大し、それで冬場のあんこう女子が特に珍重されるというわけです。

あん肝は、キロ一万円程度の値で取引されるようです。

水袋(胃)

胃袋を取り出した女子高生

コリコリした食感でゼラチン質の胃袋。こちらも酢味噌などでいただきます。

この度のあんこうは特に無かったようですが、基本あんこうは獲物を丸呑みなので、未消化の小魚や石、海鳥が出てくる場合もあるといいます。

ヌノ(卵巣)

ヌノを広げて見せている女子高生

皆さんに広げて見せていますが、この平らな形状から、あんこうの卵巣はヌノと呼ばれます。

取り出した卵巣を見せている女子高生

ここまで、あんこうの七つ道具であるうちのヒレ、カワ、キモ、水袋、ヌノの内臓部が取り除かれました。これにエラと身が入って七つ道具です。

大身を外し始める女子高生

包丁を入れたら、あんこうの口に詰めていおいた氷が、バラバラと飛び出してきました。

空っぽになったあんこうのお腹の中を見せる女子高生

開いて見せたあんこうのお腹の中。

「人間は腹黒いけど、あんこうのお腹の中は真っ白です。」(糸魚川会場のつるし切り実演者さんの決まり文句の受け売りです。笑)

あんこうつるし切り会場内の様子

エラ(鰓)

エラを手にする女子高生

血抜きをしてから揚げに!エラまで美味しい珍しい魚があんこうです。

最後の大仕事!身を外していきます

あんこうの身と格闘する女子高生

手元が滑らぬよう、新しい軍手に交換し。いざ!

骨近くの身を外す女子高生

大きな骨近くは、包丁を何度も強くあてるように切ります。

だい身に格闘する女子高生

反対側も同じように。

あんこうの見下ろしをする女子高生

さらに内側にあるのは、から揚げなどでもお馴染みの大身。

あんこうつるし切り会場内の様子

食べ応えのある大きな肉の部位が切り落とされ、場内から拍手がわきます。

間もなくクライマックス

すっかり細身になってしまったあんこう女子。ここから最後は、硬い口周りとの格闘です。

無事に切り落とした女子高生

大の大人でも悪戦苦闘になる部分ですが、華奢な女子高生さんでしたがとても上手くさばいておられ、終始安心して見守ることができました。

実演終わって笑みがこぼれる女子高生

初めてだった女子高生の実演者。無事に大役を果たされ、ようやく笑みがこぼれた瞬間でした。

会場から湧き上がる惜しみない拍手

会場内にも惜しみない拍手が!

素晴らしいつるし切り実演。お疲れ様でした。

おしまいに

子どもにあんこうの説明をする女子高生

実演終了後、集まってきた小さな子どもたちに、解体したあんこうについて一生懸命に説明しているJKさんの姿がありました。

思えば我が家の末っ娘と同世代。他所のお宅のお嬢さんは、随分と大人に感じるものだと思いました。

実演中大人しく待っていたDawn太

そして実演時のDawn太は、小さい女子に遊んでもらっていたようでした。

顎だけになったあんこう女子

鮟鱇は 唇ばかり 残るなり

江戸の古川柳より

あんこう女子、また来年!

能生会場【第19回糸魚川荒波あんこう祭り】令和二年は暖冬だけど、あんこう汁食べねば冬は越せぬ編

この日曜日は、毎年この時期恒例になっている「糸魚川荒波あんこう祭り」にお邪魔してきました。...

--- Sunday, January 26, 2020 / Dawn太 生後1,798日 ---

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そふぃあ
Posted by そふぃあ
最後までお読みいただきありがとうございます。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません
画像のお持ち帰りは固くお断りしております※

コメント(10)

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さえき奎  

2020/01/30 (Thu) 14:26

カッコいいなあ、解体女子高生(笑)。
何やら女性剣士の雰囲気すら感じて、おぢさんは萌えます(笑)。
素晴らしい目の保養をさせていただきましてありがとうございました(笑)。
それにしてもあん肝のデカいこと、思わず喉がゴクリです。
最近はスーパーなどで売っているのは、某新型コロナウィルス輸出国産のものが多くてがっかりします。

>あん肝は、キロ一万円程度の値で取引されるようです

うーん、売っていても手が出ません(^_^;。

>実は、あんこうのオスは成長しても2~5Kg程の大きさで、それ以上になる個体は全てメスです。つまり、私たちが食用として目にするあんこう全てがメスなのです。小さなオスが繁殖を終えると…。それはちょっと可哀そう過ぎて、ここでは言えません(涙)

涙無しでは聞けない話ですね。しかし、何処も同じなんですね。女性が強くないとその種は滅びますから(笑)。

柴犬マイア  

2020/01/30 (Thu) 17:55

あんこう汁は食べたことがないですね。
あん肝は居酒屋で時々食べますが、海外ものでしょうかね。
本場で食べるあんこうは美味しいでしょうね。

そふぃあ  

2020/01/31 (Fri) 07:46
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

男性の解体者でも、最後の大身は苦戦しながら切り外す作業ですが、JKさん、とても落ち着いて見劣りしなかったです。
この時期のあんこうの重さは、キモの大きさで決まりますね。
大きなキモに会場もわいて、みんな生唾ゴクリだったと思います。

オスより強いアンコウ女子の生態も、なかなか興味深いところがあります。

そふぃあ  

2020/01/31 (Fri) 07:47
そふぃあ

To 柴犬マイアさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

私は逆に、あん肝だけって食べたことが無いのです。
居酒屋で一杯飲みながらのあん肝は格別でしょうね。
羨ましい。

kuneko  

2020/02/03 (Mon) 09:34

あんこう鍋もあんこうも食べた事がありません。
あんこうを知ったのは
「美味しんぼ」と言う漫画で
吊るしてあんこうを解体するって事が
描いてあり、そのときにはじめて
あんこうと言うのがあると知りました。

あんこうの解体
女子高生が見事にさばいていますね(^-^)
さばく姿を写真で見るの初めて!
おーぉって感心しながら見させて頂きました。
立派な姿!

いつか食べる機会があれば
「美味しんぼ」と共に、この記事を思い出すことだと思います(*´∇`)

そふぃあ  

2020/02/04 (Tue) 07:43
そふぃあ

To kunekoさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

「美味しんぼ」は、私はTVアニメとして放送された頃によく見ていました。
懐かしいです。

糸魚川のイベントが無かったら、私もあんこうの実物や吊るし切りにはお目に掛かれなかったと思います。
最初は子どもに見せたいからという気持ちで出掛けたイベントでしたが、毎年楽しくて、もう何年も通う恒例イベントになりました。
kunekoさんも、いつかあんこう味わえるチャンスに巡り合えますように。


地元女子高生、翌週にも再び活躍されていました。

-  

2020/02/07 (Fri) 00:36

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そふぃあ  

2020/02/07 (Fri) 08:13
そふぃあ

To 鍵コメさん

こんにちは。
いつもありがとうございます。

今、伺いますね!

-  

2020/02/07 (Fri) 21:26

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そふぃあ  

2020/02/08 (Sat) 08:31
そふぃあ

To 鍵コメさん

おはようございます。
お返事ありがとうございました。