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生まれ変わった上越市立水族博物館【うみがたり】飼育数世界一のマゼランペンギンと冬期限定の水中イルカショーなど見学してきました

2020年02月13日
お出掛け
16
水族館

生まれも育ちも新潟市の私にとって、幼い頃から水族館といったら新潟市水族館でした。平成二年(1990年)には移築リニューアルし、日本海側有数の規模を誇る施設「マリンピア日本海」となり、子どもたちを連れて遊びに行くのもやっぱり新潟市水族館が定番になっていました。

もちろん、上越市にも水族館があることも承知していましたが、私の知っている上越市立水族博物館にはイルカがおらず、夏場だけ他の水族館からイルカを借りてショーをしていたと記憶しているので、きっと冬場に行っても、寺泊水族館とあまり違わない施設…そんな認識でした。

新潟県内初のシロイルカ展示

だけど、生まれ変わった上越市立水族博物館は楽しかった!イルカショーは通年で楽しめるようになりましたし、県内ここでしか会えないシロイルカがまた可愛いかった。ちょっと残念な部分もありつつの、我が家の冬の上越市立水族博物館「うみがたり」初体験記です。

すでに85年余りの歴史を持つ上越市立水族博物館

上越市に水族館が誕生した歴史は古く、話は昭和9年(1934年)夏まで遡ります。

時は前年の昭和8年(1933年)夏のこと、能生町(糸魚川市能生)で旅館業を営んでいた瀧氏が、淡水魚や海水魚など40種類ほどを展示した「能生水族館」を開くと、他県からも人が訪れて賑わっていたといいます。ところが、上越市水族館の前身ともいうべきこの建物は、冬期休館中に大波を受けて破損するというアクシデントがあり、わずか1年で閉館になってしまいます。このため、瀧氏は昭和9年に直江津の鎮守様である八坂神社境内(上越市西本町4丁目)に場所を移して「直江津水族館」を開設し、これが上越市立水族博物館の初代にあたります。

さらに「直江津水族館」は、昭和11年(1936年)五智国分寺裏門の鏡池付近に移転新築して二代目の「五智水族館」となりますが、戦争の影響で昭和18年(1943年)頃に閉館。戦後の昭和24年(1949年)になり、中田氏の尽力で船見公園入口付近(上越市中央4丁目)に三代目となる「直江津水族館」を開館。施設の老朽化によって、海浜公園内(上越市西本町4)に四代目が開館したのが昭和32年(1957年)のことになります。水族館の屋外ではサルやクマ・クジャクなども展示されていたというからユニークです。昭和46年(1971年)には高田市と直江津市の合併により「上越市立水族博物館」と改称しています。

五代目となる旧水族博物館の建物は、昭和55年(1980年)県立直江津高校の隣に移転新築したものでした。平成29年(2017年)5月14日に役目を終えるまでの37年間、約970万人が来場したと記録が残ります。県内に度々起こる震災にも耐え、その都度修復工事をしながら営業してきましたが、施設の老朽化や耐震性の問題などもあり、北陸新幹線の開通を機に、水族館はまた新しい局面を迎えることとなりました。

六代目の上越市立水族博物館は、2018年6月にリニューアルした「うみがたり」

上越市立水族博物館 うみがたり外観

平成30年(2018年)6月26日正午にリニューアルオープンした六代目の上越市立水族博物館。旧水族博物館第一駐車場跡地に、三階建ての新館が完成しました。

うみがたりロゴ

一般公募によって決められたという水族館の愛称は「うみがたり」

入口入るとまず目に飛び込んでくるのは、とてもシンプルな印象の新ロゴ。上段には夕陽、中段は日本海、そして下段には水槽がイメージされたデザインです。

館内にはおよそ300種、45,000点という水中生物が飼育・展示されています。また旧館時代に引き続き、飼育数世界一を誇るマゼランペンギンや、県内では初となるシロイルカの飼育・展示、さらに企画展示などもあり、新しい見どころもたくさんありそうです。

海物語のはじまりは「日本海テラス」から

日本海テラス

まずは順路に沿って案内されるのは、施設三階にある上越市の新たな観光スポット「日本海テラス」。佐渡がモチーフの島がぽっかりと浮かぶ「うみがたり大水槽」の向こうに直江津海岸を見下ろし、直に日本海の潮風を感じながら、雄大な海の風景と一体化できるゾーンです。

▲ちょっと写真が悪いですね(汗)

日本海とイルカスタジアム

▲こちらの写真なら理解できますか⁉

同じく三階にあるショープールのエンド部分なのですが、建物ギリギリまでプールの水が張られており、ここから心地よい水音と共に落下し循環しているようでした。「うみがたり」は、直江津の海が本当にすぐ目の前という立地です。

通年で楽しめるようになったドルフィンパフォーマンス

旧水族博物館時代は他の水族館からイルカを借り、夏季限定で行われていたイルカショーでしたが、「うみがたり」のオープンに伴ってバンドウイルカ四頭(♂1・♀3)を取得し、通年で飼育やショーを楽しめるようになりました。

残念なことに、新館がオープンした2018年夏にメス一頭が急死。さらに、2019年春にもメス一頭が亡くなっております。現在は残されたオス・メス二頭のバンドウイルカがパフォーマンスを披露してくれています。

まるで日本海と一体化したような「イルカスタジアム」

イルカスタジアム全景

実は先ほどのプールのエンド部分、こちらの▲「イルカスタジアム」の最奥部の写真です。

観客席から見ると、何処までがスタジアムのプールで、何処からが海なのかも分からなくなるような、自然と人工物の一体感を感じられる場所です。

夏場はここをメインとし、イルカショーが開催されます。

二頭のバンドウイルカ

イルカショー開催時刻にも近かったため、アーチ♂とメイビス♀がウォーミングアップのため、トレーナーと一緒にイルカスタジアムに姿を現したところでした。

クリスチャンラッセンの絵のように水中を泳ぐイルカ

お天気に恵まれた日だったので、自然光がたっぷり降り注ぐプール内を泳ぐイルカの姿は、まるでクリスチャン・ラッセンの絵を見ているかのようでした。

そんなに広いとは思えないショープールの中ですが、力いっぱい泳ぐイルカの速いこと!

息継ぎをするイルカ

そして時々水面に上がってきては、「プハァ~ッ!」と噴気孔(イルカの鼻)から息継ぎをして、盛大に鼻水(いや、水しぶき)を吹きかけていってくれます(笑)

日本海を背景にジャンプするイルカ

合間に披露してくれた見事なジャンプ。やっぱり日本海と一体化しているようで、マリンピア日本海では見られない光景が広がっていました。

冬場のショーは館内二階の「イルカホール」で

イルカホールで開催される水中ドルフィンパフォーマンス

ジャンプしたイルカが着水したスタジアムのプールは館内二階の「イルカホール」と繋がっており、寒い冬場のイルカショーは、暖かな館内から楽しめる雪国仕様となっています。

お姉さんと同じ動きをするイルカ

冬期間限定で行われる水中ドルフィンパフォーマンス、その名も「Art of Dolphin」

ジャンプなどの大技は無い代わりに、バンドウイルカとトレーナーが息を合わせ、音楽に乗せて繰り広げられる、楽しくて優雅な水中パフォーマンスを見ることができます。

噴気孔からリングを出すイルカ・その1

これは▲水中で噴気孔から息を吐くパフォーマンス。(奥のお姉さんトレーナー側の子が実演中)自分の身に置き換えてみると、水中で鼻から息を出すという芸の難しさが伺えますね。

噴気孔からリングを出すイルカ・その2

やり方としては、息を吐かせるタイミングを、バンドウイルカの下顎を軽く拳で叩くというやり方だったので、Dawn太の鼻パク芸のやり方と同じで(笑)見ていて親近感がありました。

水中を回転するイルカ
水中を回転するイルカ・その2

ロール回転なんてお手の物!

水中ドルフィンパフォーマンス最大の大技披露

ショーの最後に見せた大技は…

水中大回転
水中大回転・その2
水中大回転・その4
水中大回転・その3

トレーナーと一緒に、水槽内を大きく円を描くように泳いでみせるというものでした。

さよならと鰭を振るイルカ
鰭を振るイルカとお姉さん

最後は、精一杯胸ビレを振って「さようなら~!」のパフォーマンス。

私たちはショーの途中からしか見学しませんでしたが、序盤ではバンドウイルカの生態解説や、サイン体験なども行われていたようでした。

日本海を再現した「うみがたり大水槽」

先ほど、施設三階にある「イルカスタジアム」の水槽が、二階の「イルカホール」と繫がっているというお話をしましたが、最初に登場した日本海テラス前に、佐渡をモチーフとした島が浮かんでいた「うみがたり大水槽」もまた、同じように二階から水槽内部が見学できるという仕組みになっています。

うみがたり大水槽

新潟のお年取りの魚は「サケ」と「ブリ」その両方が食卓に上ります。それを象徴するかのように、上越沖では寒い海域を回遊するサケと、温帯域を回遊するブリ、そのどちらも生息するエリアであるという珍しい特徴があり、「うみがたり大水槽」でもその様子がおよそ50種、38,000点の日本海の生き物たちで表現されています。

海の中の地形まで再現されているようで、大きな割れ目はフォッサマグナを表現しているようでした。そうかと思うと、たまに海底の向こうに他の見学者が透けて見えたりして、夢と現実を行ったり来たりしながらの海中見学です。

うみがたり大水槽を泳ぐエイのお腹
保護色に紛れるオニオコゼ

大水槽の中を観察しているようでいて、実は水槽の中の魚に観察されているのは人間の方だったりして…と思う場面も多々あります。近くを泳いでいたホシエイさん、私のカメラに気づいた様子で、真っ白なお腹までカメラに収めさせてくれたあと、またヒラヒラとUターンして泳いで行ってしまいました。

右上の写真は「擬態の達魚⁉オニオコゼ」の巻。隠れているオニオコゼ、見つけられますか?

能生漁港で発見された腹部が白いマナマコ
水族館で孵化したサケの稚魚

令和元年(2019年)5月18日に能生漁港で発見されたという、腹部が真っ白なマナマコが展示されていました。
日本近海でよく見られるマナマコという種類で、カラダ全体が白いアルビノ(白化個体)の場合、10万分の1程度の確率で見つかるということです。しかし、この度見つかった個体は上半分には色があって色素を作り出すことが可能と思われるため、このようにお腹だけが白いという個体発見の報告例もなくて、とても珍しいそうです。

同館で人工授精し、孵化に成功したサケの稚魚の展示もありました。

うみがたり大水槽

再び日本海を表現した「うみがたり大水槽」
見上げるような位置で泳ぐイワシの群れと、その下をコブダイがカメラ目線で通過中!

大水槽内にあったハピネス フィーディング

♡ハピネス フィーディング♡

これ、バレンタイン企画でしょうか。2020年1月29日~2月24日まで実施されている「ハピネス フィーディング」。もうすっかり空っぽになっていましたが、水槽内にハート型のエサ入れがありました。期間内は運が良いと、愛情たっぷりなハート型のご馳走が大水槽内に投入される様子が見られるようです。

今回のお気に入りだったイガグリフグ

私、何気にフグ大好きなんです。うみがたりで見つけた可愛い子は、ハリセンボンの仲間の「イガグリフグ」さん。ポーズまで付けて写ってくれたこの子、今回一番のお気に入りでした♡

ユニークなあなごマンション

そして、うみがたりの密かな人気スポットといったら、誰が付けたか▲この「あなごマンション」ではないでしょうか。
良い感じに密集した集合住宅ですが、プライベートも保たれる完全個室制(笑)和名の通り、まさに「穴子」な様子がとてもユニークでした。

大水槽に設けられた「うみがたりチューブ」

うみがたりチューブ・ウエストホール
うみがたりチューブ・イーストホール

今まで、通路の片側に見ながら歩いてきた「うみがたり大水槽」。最後はその中を突き抜けるように設けられた、360℃アクリルガラス張りのトンネル「うみがたりチューブ」の中を潜って、次の展示コーナーへと向かうことになります。トンネル内は三階からの自然光に照らされているので、季節やその日の天候などにより違う表情となって私たちの目に映ります。

「うみがたりチューブ」の入り口であるウエストホール側では、天井に向かって映し出される日本海の波が。そして出口であるでイーストホール側では床に揺らめく水が広がり、それぞれに異なったプロジェクションマッピングで表現されています。

身近な頭足類から深海魚まで!いか・たこベース/しんかいワールド/くらげギャラリー

水中を泳ぐ紋甲イカ

普段から食卓でもお馴染みのアオリイカやスルメイカが、展示の仕方によってはクラゲにも負けず劣らず美しく見えるということ、今回の「いか・たこベース」での新発見でした。

大ダコの前で見入っている女性
カミナリイカ
ミズダコ
マダコ

マダコやミズダコといったお馴染みのタコから、貝を隠れミノとするメジロダコ(ココナッツオクトパス)の展示などもあり、巨大タコの前から動かないマニアさんまでいらっしゃいました。

流氷の天使「クリオネ」特別展示

期間限定のクリオネ展示

令和2年(2020年)1月25日から、うみがたりでは初展示となる「クリオネ」の特別展示が行われています。クリオネの和名は「ハダカカメガイ」といい、子どもの頃には貝を持つ浮遊性巻貝の仲間なんですよ。

全国でも5館目!「ふれんどプール」で新潟県内初の飼育展示となるシロイルカとの遭遇

県内初のシロイルカ展示

うみがたりの誕生と共に、先のバンドウイルカに加えてシロイルカ♀二頭も仲間に加わり、水族館の新たな人気者となっています。シロイルカがいる水族館はこれまで全国に四館しかなく、うみがたりがその五館目に名を連ねます。もちろん、新潟県内では唯一ここだけ。

ふれんどプールで芸をするシロイルカ

この年になってもまだ、人生初体験があるのは嬉しい!初めて見たシロイルカさんは、「ふれんどプール」でショーの真っ最中でした。

怒ってます!の芸をするシロイルカ

「怒ってます!」の芸をするシロイルカ。怒っているんだけど可愛い。

ふれんどプールを泳ぐ二頭のシロイルカ

水中プレゼンテーション中のリーヤ♀とソーリャ♀

「シロイルカファンタイム」は人気で、今回いろいろと見逃してしまった私。いつかちゃんと解説を聞いてみたいと思いましたし、バブルリングの瞬間も撮ってみたいと思いました。

ショーのない平時にも、シロイルカのリーヤとソーリャが自由にふれんどプール内を泳ぐ様子を見ることができます。

飼育数世界一!間近で見れるマゼランペンギンの群れ

「マゼランペンギンミュージアム」二階屋外は、上越市が誇るマゼランペンギンの群れを圧倒的な近さで体感できるゾーン。上越市立水族博物館は旧館時代からマゼランペンギンの飼育・展示を行っており、現在およそ120羽のマゼランペンギンが暮らすうみがたり。その飼育数は堂々の「世界一」を誇ります。

マゼランペンギンミュージアム

実はマゼランペンギン、繁殖地によっては海上事故などで海に流出した船の原油や重油の影響によって数が減少しており、「準絶滅危惧種」に指定されています。

上越市立水族博物館では以前より繁殖実績があることなどが認められ、令和元年(2019年)10月16日に、マゼランペンギン世界最大の生息地であるアルゼンチン共和国のプンタ・トンボを管理しているチュブト州政府より、マゼランペンギンの「生息域外重要繁殖地」に指定されています。

マゼランペンギン飼育数世界一を誇るうみがたりは、国内初のマゼランペンギン生息域外重要繁殖地でもあるのです。

マゼランペンギン ミュージアム(二階エリア)

マゼランペンギンミュージアムプールの様子

一歩屋外に出てみると、エリア内はプンタ・トンボの環境を模した造りになっており、ウォークスルーには人とペンギンたちとの隔たりなど無く、本当にすぐ目の前でありのままの姿を観察できます。(見えている柵は人間の転倒防止用です)

食事中のマゼランペンギン

エサの時間は、健康状態や個体数の確認を兼ねた貴重な場。

餌を取り合うマゼランペンギン

本当は個体番号を確認しながら、飼育員さんが手渡しでエサを与えるようなのですが、みんな待ちきれないほど食欲旺盛。

マゼランペンギンの壮絶な食事風景

なかなか壮絶(笑)

片隅で震えていた子どもペンギン

幼鳥さんはエサバケツにも辿り着けず、冷たい海風だけを浴びて少し震えておりました。

マゼランペンギンミュージアムプールの様子

食事さえ終われば、また穏やかで平和な日常が戻ってきます。

マゼランペンギンミュージアム・ペンギン黒バージョン

マゼランペンギン ミュージアム(一階エリア)

マゼランペンギン大水槽

他のエリア同様に「マゼランペンギンミュージアム」も、下階屋内からは大型水槽をとおして、ペンギンのまた違った生態を垣間見ることができます。

ペンギン覗き穴

何やら穴発見!

ペンギン水槽が下から見られる展示

ちょっとしゃがんでその穴から顔を出してみると、頭上をペンギンが飛ぶようにして泳ぐ様子も見えて、とても迫力ありました。

次に並んでいる人も無かったので、ちょっと息苦しく感じるようになるまで、かなりの時間ペンギンが泳ぐ様子を見上げていました。

白い生き物が展示されていた特別展「きらめきラウンジ」

特別展「きらめきラウンジ」

一階にある催事ホールでは、2019年1月30日から2020年2年2月24日までの間「きらめきラウンジ」と題し、白を基調とした装飾やイルミネーションを用いたキラキラな特別展示が行われていました。

きらめきラウンジのディスプレー

これまでもクリスマスやお正月など、事あるごとに特別展が開催されていたようで、今回はその冬バージョンということでしょうか。

きらめきラウンジのシャンパンタワー

白い体色を持つ水中生物が展示されており、生きものたちにとって、色がどのような意味を持つのかを楽しみながら学べる場であるとこのこと。

白いベタ展示

白いベタの展示

恥ずかしそうに顔を出すチンアナゴ
きらめきラウンジに展示のチンアナゴ

恥ずかしがり屋なチンアナゴ

きらめきラウンジに展示の白ウツボ

ニョロ率高し!

暖かいシーズンは一階屋外も楽しめる

一階にあるミュージアムショップ前からは屋外に出られ、海の生きものたちと直接ふれあえる「タッチングプール」や、錦鯉にエサをあげられる「フィーディングプール」が用意されていました。

冬期間中なので「タッチングプール」はお休み中でしたが、末っ娘は100円でエサ入りのガチャカプセル一つ購入し、「フィーディングプール」で鯉たちにエサやり体験して楽しんでいました。

池の鯉たちの間でも、マゼランペンギンの食事風景再び(笑)でした。

休憩はアルゼンチン料理も楽しめる「レストランテ ロス クエントス デル マール」で

レストランテ ロス クエントス デル マール

うみがたりに併設されている食事処「Restorante Los Cuentos del Marレストランテ ロス クエントス デル マール」。スペイン語で「Cuentos=物語」「Mar=海」を意味し、「海物語」を店名に持つレストランです。

地元上越の食材を活かしたメニューのほか、うみがたりが「世界一」のマゼランペンギン飼育数を誇る水族館であることに由来し、マゼランペンギンの一大生息地であるアルゼンチンの料理など、うみがたりならではのメニューも提供されます。

水族館のチケットを購入せずとも入店できるので、純粋に食事目的だけでの利用も可能なお店です。

レストランテ ロス クエントス デル マール店内

何処に座ってもある本棚と、大小様々な水槽が印象的な店内。

大水槽の中にも末っ娘の好きなチンアナゴがいて、ミュージアム出てもまだ水族館の続きが楽しめ、そんな魚たちを眺めながらまた、楽しかった思い出話ができるような落ち着いた店内でした。

生チョコレートケーキドリンク付き

末っ娘が注文したのは、バレンタインメニュー「生チョコレートケーキ」(ドリンクセット650円)

レアチーズケーキドリンク付き

私は「レアチーズケーキ」(ドリンクセット600円)

セットにしたドリンクは雪室コーヒー。手作りレアチーズケーキには、上越市にある山本ぶどう園のぶどうソースをかけていただきます(旨)

大型水槽の見える店内とアナゴのマスコット

おしまいに

「バンドウイルカ」「シロイルカ」「マゼランペンギン」「うみがたり大水槽」と、上階・下階で同じ生体が違う角度で見られる大水槽展示の仕方は、特に興味深くて楽しかったです。

また、水族館というと一つ一つの展示が区切られているイメージがありますが、二階中央部に日本海大水槽から繫がる「うみがたりチューブ」というトンネルを設けたことで、流れをもって次の展示に臨めるという工夫も見事だと思いました。

ようやく、ようやく行けた上越市立水族博物館「うみがたり」。この度の館内滞在時間は二時間ちょっと。とても楽しく拝見しました。

個人的に感じた改善して欲しい点など

実は今回、そんな場所に展示があることに全く気づかず、目玉展示を一つ見ないままに帰って来てしまいました。二階「いるかホール」内にある「きらめきリーフ」という展示物です。

二階「いるかホール」は、バンドウイルカによる水中ドルフィンパフォーマンスの時に入ったきりです。当然ショー中なので、ホール内は観客でいっぱいになり身動きも取れないような状態。なので、入口すぐの場所から遠巻きにショーを観覧していました。

時間にして15分程度のイルカショーとはいえ、まさか人でごった返す時間帯もあって動きが規制されるような場所に、目玉となる展示が置かれているのも不便な話です。

上越市立水族博物館「うみがたり」公式サイト二階案内図参照のこと

不便はこの「いるかホール」だけに限らず、同じ二階にあるシロイルカの「ふれんどプール」のホールでも感じました。

こちらの場合はショー中であっても、観客の後ろ側に通路を確保しなくてはならない条件があるので、ホール後ろ側に入ってしまうと「通路なのでもう少し前に出てください」と注意されます。前に出たとしても、見えるのはシロイルカでなく人の背中ばかり。先にホールに入った観客は、子どもに見せようと肩車しているので、後ろに回ったら殆どショーの様子など見えません。

逆に、自分がショーに無関係なただの通行人であった場合、必ずホール内でショーを見ている人の後ろを通らなければ次のコーナーに辿り着けないわけです。新しい施設であるのに、どうしてこんな動線の悪い設計になってしまったのだろう?と、ちょっと残念にも思いました。

一番最初に辿り着く「日本海テラス」も、すでに上から水漏れしていたのも気になりました。

次回は夕方が狙い目かも

冬場の新潟は外遊びも制限されてしまい、暖かい室内でたくさんの海の生き物が楽しめる水族館は人気だと思われます。うみがたりは4歳未満の子どもの入園が無料ということもあり、小さい子どもを連れた若いご家族も大勢いらっしゃっていました。個人的には大人の水族館ではなく、幼児ファーストな施設である気がしました。

冬場は17:00が最終入場となりますが、夏場の最長時は19:00まで開園していると記憶しているので、次回は館内から日本海に沈む夕日を楽しみながら、大人の時間を過ごすのも良さそうです。

--- Sunday, February 2, 2020 ---

上越市立水族博物館 うみがたり
新潟県上越市五智2丁目15−15 ※地図
2019年10月16日リニューアルオープン

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そふぃあ
Posted by そふぃあ
最後までお読みいただきありがとうございます。
※撮影した写真の著作権は放棄しておりません
画像のお持ち帰りは固くお断りしております※

コメント(16)

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さえき奎  

2020/02/13 (Thu) 17:59

「こんばんは」・・・まだ「こんにちは」ですかね?
こんな微妙な時間帯共通に使える挨拶がほしい私です(笑)。
大作レポート、拝見・拝読させていただきました。
私も水族館や博物館大好き人間でして、旅行や出張などでは時間の許す限り必ず訪れます。
県内にこのレベルの水族館が2箇所にあるというのは自慢出来るんじゃないでしょうか。
クラゲで有名な鶴岡市立加茂水族館や北海道のおたる水族館、金沢在住時によく行ったのとじま水族館など日本海側の水族館は充実していますね。
「日本海大水槽」ですか。
最近は「観客本意の見せる工夫」が素晴らしいですね。
私的には「あなごマンション」に何故か惹かれてしまいました(笑)。
そして、海の水族館に較べると本当に地味なんですが埼玉県や北海道にある「淡水水族館」も大好きです。

まっ黒くろすけ  

2020/02/13 (Thu) 21:48

こんばんは。
いつもご訪問ありがとうございます。
水族館大好きです。「イガグリフグ」メチャ可愛い!毎日眺めていたいですね。癒されそうです。
くうろすけは、特にクラゲが好きなんですが、「いか・たこブース」にも興味を持ちました。
行って見たい水族館の一つとなりました。

ススム  

2020/02/13 (Thu) 23:07

こんばんは

「うみがたり」って、とても良く出来たネーミングですね。
ロゴのフォントやデザインも素晴らしいです。

今回のレポも、まるで自分が体験したような気分にさせていただきました。
イルカのジャンプやペンギンの食事風景の写真もよく撮れているし、個人的にはイガグリフグとクリオネが印象に残りました。

Dawn太君がいたら、どんな反応を見せてくれただろうと想像してしまいました (笑)

-  

2020/02/13 (Thu) 23:22

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

そふぃあ  

2020/02/14 (Fri) 07:57
そふぃあ

To さえき奎さん

こんにちは。いつもありがとうございます。

旅先でも水族館巡りができるって羨ましいです。
鶴岡の加茂水族館は、昨年バックヤードツアーにも参加して旧館時代からお馴染みな場所ですが、他、他県で水族館に入ったことが無い私です。
淡水魚も良いですね。
県内だったら、小千谷の錦鯉の里とか⁉近年、錦鯉は外国の方々にも人気ですし。
あなごマンション、ちょっとツボでした(笑)

そふぃあ  

2020/02/14 (Fri) 08:00
そふぃあ

To まっ黒くろすけさん

こんにちは。いつもありがとうございます。

大人になっても、水族館や動物園って楽しい場所ですよね。
ユラユラ漂うクラゲもずっと見ていられますが、フグの種類も丸くて可愛くてずっと見ていられて好きなんです。
イガグリフグは検索すると、もっと強面の子ばかり画像が出てきますが、この子、本当に可愛い表情の子でした。
身近なイカ・タコが綺麗にディスプレーされていて、ここに来たら見る価値ありです!

そふぃあ  

2020/02/14 (Fri) 08:05
そふぃあ

To ススムさん

こんにちは。いつもありがとうございます。

元は地元で協力して運営していた水族館が、見事に生まれ変わりました。
各分野の専門家が創意工夫して完成しているので、コンセプトもロゴも素敵です。

水族館によって展示も様々なので、今回のイガグリフグとの出会い、私にとっても嬉しいものでした。
クリオネは小さくてうまく撮れなかったですが、北の生物が目の前で観察できるのも良い経験でした。

ビビリDawn太、大きなイルカと対面させてみたくなりました(笑)

そふぃあ  

2020/02/14 (Fri) 08:06
そふぃあ

To 鍵コメさん

こんにちは。いつもありがとうございます。

参考にさせていただきますね!

aki  

2020/02/14 (Fri) 16:39

こんにちは。

素敵な水族館のお話と画像、有難うございます♪
新潟市民だった私も、近かった故 日本海水族館には何度も足を運びましたが、これは行ってみたいですね~素敵です。(^-^)
水族館では無いですが…新潟には世界に誇れる(ほど有名な)企業が有るのをご存知ですか?
株式会社アクアデザインアマノ、熱帯魚やアクアリウムを楽しむ方で知らない人は居ない(居ますって…^^;)ADA(Aqua Design Amano Co.,Ltd)。
新潟市西蒲区漆山にあるのですが、そこに沢山の水槽が展示されていて「見事!」としか言いようが有りません。
冬期休暇と催事などで現在ギャラリーは長期休館中ですが、2020年7月から開館を予定しているそうです。
入場無料ですので、機会が有ったら是非どうぞ♪(知っていらっしゃったらゴメンナサイ。m(__)m)
https://www.adana.co.jp/jp/index.html

よつば  

2020/02/14 (Fri) 18:14

すごい!

そふぃあさん こんばんは

すごい!読み応えたっぷり!写真もどれも綺麗!特に好きな1枚はクリオネのだなぁ~すっごくステキ♡
ホントどの写真もすごーい!きれ~だね~♪行ってみた~い♪って騒ぎながら見てました(*´▽`*)♡
そふぃあさんのレポートって1冊の本のようですよね~♪

そふぃあ  

2020/02/14 (Fri) 21:47
そふぃあ

To akiさん

こんばんは。いつもありがとうございます。

古い新潟市の水族館時代、夕方になるとオットセイらしき鳴き声が聞こえていたのも懐かしいです。
マリンピアも綺麗になりましたし、うみがたりも素敵な水族館になりました。

アマノさんのご紹介、ありがとうございます。
サイトから美しくて、ちょっと見入ってしまいました。
一時期我が家も、水槽に凝った時もありました。専門家のアクアリウムは癒されますね。
開館した際にはお邪魔してみたいです。

そふぃあ  

2020/02/14 (Fri) 21:50
そふぃあ

To よつばさん

こんばんは。いつもありがとうございます。

クリオネ小さくて、写真がちょっとボケた感じですが、気に入ってもらえて嬉しいです。
北の方の生き物なのに、身近なところで見られるって良いですよね。
本当はもっともっと写真もたくさんあったのですが、これでも数をしぼったつもりです(汗)
いつも長文にお付き合いいただき感謝です。

さいさん  

2020/02/16 (Sun) 20:43

動物園も水族館も何年も行ってないなぁ~
ペンギンやイルカが見れるなんて凄い!
久しぶりに水族館へ行きたくなりました☺️

そふぃあ  

2020/02/17 (Mon) 08:02
そふぃあ

To さいさん

こんにちは。いつもありがとうございます。

動物園も水族館も、大人になっても楽しい場所ですよね。
シロイルカは初めてみましたが、表情も可愛くて、ずっと見てられます。
入場料がもう少し安いと、気軽に何度も通えるのにな…と思います。

kuneko  

2020/02/18 (Tue) 08:59

スタイリッシュな水族館ですね。
海と一体化した様なイルカショー
イルカ達とダイバーの雰囲気も楽しめ
るのですね。
白イルカは見たこと無いので
可愛いって思いました。

何時も分かりやすいレポート
行った気持ちになります。
写真も水族館の中の作品も美しく
撮れていてナイスです♪

そふぃあ  

2020/02/18 (Tue) 11:38
そふぃあ

To kunekoさん

こんにちは。いつもありがとうございます。

他の人に指摘されて改めて気付かされましたが、県内にこのクラスの水族館が二つあるって幸せなことなのでしょうね。
新しくなって、さらに魅せる展示が増えたので、今まで行かなかった人も訪れたくなる場所だと思いました。
シロイルカ、本当に真っ白で可愛かったです。